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ポスティング制度で米大リーグ移籍を目指してきた巨人岡本和真内野手(29)が、昨季ア・リーグ覇者のブルージェイズと契約合意した。米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が3日(日本時間4日)、X(旧ツイッター)で伝えた。米メディアによると、4年契約で年俸総額6000万ドル(約93億円)、契約金500万ドル(約7億7500万円)でオプトアウト(契約見直し)は含まれていないものとみられる。
10月22日に球団からポスティング容認の発表が行われてから約2カ月、メジャーへの移籍が実現した。巨人の生え抜きでポスティングシステムを利用したのは契約にいたらなかった20年の菅野智之以来2人目で、メジャー球団と契約合意したのは初となる。
昨季、10年ぶりに地区優勝を遂げたブルージェイズは、プレーオフを勝ち抜き、93年以来32年ぶりにワールドシリーズへ進出。ドジャース相手に、第7戦では延長までもつれる死闘を演じた。今オフは、通算65勝の実績を持ち、最高評価の快速右腕ディラン・シース投手(30=パドレスFA)と7年総額2億1000万ドル(約325億5000万円)で契約。野手では、主軸のボー・ビシェット遊撃手(27)がFAとなり、内野手の補強を進めていた。岡本はレギュラーの三塁手として期待される一方、一塁ウラジーミル・ゲレロ内野手(26)の控え、さらに左翼も想定されているものとみられる。
14年ドラフト会議で1位指名を受け智辯学園から巨人に入団した岡本は、翌15年8月に一軍デビュー。18年には「3割、30本、100打点」を日本プロ野球史上最年少となる22歳で達成した。24年には球団では79年の王貞治以来45年ぶりの一塁部門でのベストナインに選ばれ、ゴールデングラブ賞も受賞。今季は左膝の負傷で69試合の出場にとどまり、打率3割2分7厘、15本塁打、49打点だった。国際大会では、23年WBCで全7試合に出場し、打率3割3分3厘、2本塁打、7打点と活躍。米国との決勝では本塁打を放ち、侍ジャパンの優勝に貢献した。
岡本のポスティングは米東部時間の昨年11月21日午前8時(同21日午後10時)に解禁され、交渉期限は今年1月4日午後5時(同5日午前7時)となっていた。代理人のスコット・ボラス氏は11日(同12日)にウインターミーティングの会場で「多くの球団と話し合っている」と明かし、ブルージェイズのほか、エンゼルス、パドレス、パイレーツなどが興味を示していると伝えられていた。
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