
経済学者の成田悠輔氏は4日、TBS系「サンデー・ジャポン 2026年大予言SP!」に生出演。高市早苗首相が肝いりで進める物価高対策について、「物価高対策になっていない」と厳しい指摘をした。
2026年の予言として、「徐々に、高市政権への絶望みたいなもの広がっていくというものが、今年起きることではないかという気がします」とも、口にした。
番組では、成田氏が「日本人は順調に『ゆでガエル』になっている」と指摘したと伝えた。理由を問われた成田氏は「順調じゃないでしょ。どうにもならないんじゃないかな」と冷めた見方を示し、「円安か物価高みたいな話があるが、構造的に変えるのはかなり難しいと思う」と述べた。
「円安の要因も、日銀がちょっと利上げしてもほぼノーインパクトで何も変わらない。物価高も、そもそも、海外で物(の値段)が上がっている。輸入しないといけない資源やエネルギーの値段が上がっているという根本的な問題があり、日本国内で何をしてもどうにもならない」とした上で、「高市政権の物価高対策というのは、物価高対策になっていない」と、ピシャリ指摘した。
「今、物価が上がって大変だ。だからお金をばらまかないといけない、だから値段が高くないように感じさせないといけない。そうするとみんな買いやすくなるから、物価高を促進してしまう。物価高対策と称しているが、実質的には物価高対策にはなっていない」と述べ、「今、苦しい日本人の状況が、ますます苦しくなっていく。その中で高市政権が何の経済政策をやっているのか、よく見るとよく分からない。だれが敵で、だれを救おうとしているのか見えない」と、現政権の経済政策に苦言を呈した上で「徐々に、高市政権への絶望みたいなもの広がっていくというものが起きるのではないかという気がします」と、口にした。
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番組MCを務める爆笑問題の太田光に「景気刺激策が、逆に物価高を促進してしまう」と問われると、成田氏は「実は政権も、財務省も(現状を)望んでいることだと思う。物価高になると、名目上の税収は増える。これまで蓄えてしまった国の借金は、実質的に目減りする」と、説明。「物価高で日本人が苦しんで『ゆでがエル』になることを、国は望んでいる側面が、僕はあると思う」と、皮肉交じりに私見を示した。
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進学者数減少、大学の2026年問題(写真:TBS NEWS DIG)220

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