【陸上】細田あい電撃引退「熱意が…悔しさが湧き上がらなかった」3・1東京マラソン有終の美

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2026年01月08日 14:50  日刊スポーツ

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細田あい(2025年3月撮影)

陸上女子の細田あい(30=エディオン)が、本年度(2026年3月)をもって現役を引退することが8日、発表された。22年の名古屋ウィメンズマラソンで4位に入り、MGC出場権も獲得したランナー。駅伝では所属のエースとしてチームを引っ張り、昨年11月のクイーンズ駅伝ではエース区間の5区で区間賞を獲得して、創部以来初の優勝に貢献していた。


長野の星として茅野市立長峰中、県立長野東高を経て日本体育大へ。全日本大学女子駅伝3区の区間賞などに輝いた。関東インカレでは5000メートルと1万メートルの2冠も成し遂げたエースとして、社会人でも活躍した。


都道府県女子駅伝と3月1日の東京マラソンで有終の美を飾る。


本人のコメントは次の通り。


このたび、陸上競技を今年度限りで引退することを決断いたしました。


急なご報告と感じられる方も多いかと思いますが、もともとはパリオリンピックへの挑戦を一つの区切りにしたいと考えていました。しかし、怪我の影響により準備不足な部分が多く残っていたことから、「やりきった」という形で競技を終えたいという思いが強くなり、次年度の東京世界陸上の代表を目指す決断をしました。


東京マラソンで世界陸上の代表の座を逃した際、想像していたほどの悔しさが自分の中に湧き上がらなかったことをきっかけに、改めて自分自身と向き合う時間を持ちました。その中で、これまでの自分は、「応援してくださる方々の想いに応えたい」を原動力に走り続けてきたことに気づきました。一方で、「自分自身が目標を達成したい」という純粋な熱意がないことを感じ、現役引退を決意しました。


それからの一年は、支えてくださった皆様へ、走りで感謝を伝えたいという思いで、一日一日を大切に競技に向き合ってきました。日本選手権5000mでは自己ベストで4位、世界7大メジャー大会の一つであるシドニーマラソンでは6位、そしてクイーンズ駅伝では悲願の初優勝を果たすことができ、皆さんと喜びを分かち合えたことを本当に嬉しく思っています。思うようにいかず、苦しい時期も多くありましたが、会社の皆さまのご理解とご支援、指導者の方々、チームメイト、家族、そして陸上を通して出会った多くの皆さまの存在が、私をここまで支えてくれました。そのおかげで、長く競技を続けることができたのだと感じています。心より感謝申し上げます。


今後は、長野県チームとして都道府県駅伝に出場し、その後、最後のレースとして東京マラソンに挑む予定です。後悔のないよう、最後まで全力で駆け抜けたいと思います。最後まで熱い応援をよろしくお願いいたします。


(原文まま)

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