展示された制服姿のぬいぐるみ=11日、福島県双葉町 東京電力福島第1原発事故で閉校や休校となった学校の制服を再現したぬいぐるみ用の服の展示が、福島県双葉町で10日から始まった。学校の思い出を残すため、町内に工房を持つ長野県の衣料品製造企業、フレックスジャパンが企画。制服を着たぬいぐるみが同町伝統のダルマ市で披露された。
卒業生らが提供した制服を参考に、町内外の14校の男女の制服を再現した。展示ではダルマ市に訪れた多くの人々が足を止め、提供者のメッセージと共に飾られたぬいぐるみを熱心に見詰めた。
ぬいぐるみは近隣の自治体などで来年春まで展示された後、制服の提供者に贈られるという。フレックスジャパンの担当者は、「思い出の品をリメークすることで、大切な人とのつながりを感じる、心のケアの効果もあると思う」と話した。