※画像はイメージです。生成AIを使用しています―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けてきました。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがい、知見を深めているのです。
2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。
◆ファッション誌掲載の高級服を買ってみたら…
※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。
今回のご相談者は、婚活でのコーディネートに悩んでいるというトウマさん(仮名・男性・35歳)。
有名難関大学の理系学部出身で、現在はIT企業勤めで年収800万円となかなかのスペックなのですが……。
「学生時代からファッションにはほとんど興味がなかったので、普段は『ユニクロ』ばかり着ているんですが、本格的に婚活を始めるにあたって、身ぎれいな格好にしなきゃいけないな、と。そこで大人向けのファッション誌を何冊か買って、掲載されていた有名な海外ブランドの服を買ってコーディネートしてみたんです。
でも、奮発して何十万円もするアウターや何万円もするパンツを買って着てみたものの、友達から『似合ってない』と笑われてしまい……。
オシャレになりたいとか、ファッションセンスが良いと思われたいとか、そこまで高望みしてなくて、女性から『普通に清潔感はある』って思われるような無難な感じでいいんですけどね(苦笑)」(トウマさん)
◆もう最初から半分“答え”に辿り着いていた!
トウマさんからこの悩みを打ち明けられた際、筆者は「もう最初から半分“答え”に辿り着いていますよ」とお伝えし、次の話をしていきました。
ズバリ、トウマさんが求めている“無難で清潔感のあるコーデ”を、もっとも簡単に実現できるのが「ユニクロ」なのです。
全身ユニクロのアイテムでOK。もちろん、そのまま婚活相手の女性とデートしてもOK。
なんだったら筆者が推奨しているのは、ユニクロの店頭に立っているマネキンのコーデや、店内に貼り出されているモデル着用のコーデを、思考停止でそのまま真似するという方法です。
一昔前のユニクロは、“安いけどオシャレじゃないファストファッション”の代名詞のようなブランドでした。が、ハイセンスなブランドとのコラボ商品を発売したり、高品質な生地の服をリーズナブルで買えたりすることで、ブランドイメージが格段に向上。
今やユニクロにダサいという印象はほとんどなく、良い意味で“最強に無難な服”が手軽に買えるブランドと言えるでしょう。
というのもユニクロは、これも良い意味でですが“トレンドを追いすぎていない”ので、誰が着てもだいたい似合うベーシックなデザインの服ばかり揃っているのです。
◆「ユニクロが最適解」と言い切れる理由とは?
おそらくトウマさんが何十万円も出して買ったというアウターなどは、ファッション雑誌掲載の海外ブランドものということですので、かなり世界の最先端トレンドを抑えた服だったのでしょう。
そして、往々にして最先端トレンドアイテムはエッヂが効いたデザインになっているので、ピーキーすぎてファッション素人には着こなせないものです。
トウマさんが奮発して購入した服が「似合ってない」と酷評されてしまったのは、そういった理由があったのではないでしょうか。
ファッションというのは、その服がどんなにオシャレでも、本人が着こなせる体型やセンスでなければ似合わないもの。ですから服装に無頓着だったような人がいきなりファッション誌のコーデを真似るというのは、なかなかリスキーな行為なのです。
だから、トウマさんにはユニクロが最適解。
ユニクロの良いところは、ある程度の流行は追っているものの、誰にでも似合いやすい“ベーシックなデザイン”という前提を崩していないところ。きちんとトレンドの基本は抑えているので時代遅れのファッションになることはないですし、それでいて着こなすのが難しい奇抜な服はほとんどないのです。
ちなみにユニクロと同じファーストリテイリング系列には「GU」もあります。ただGUはユニクロよりも若者向けのデザインが多く、最先端トレンドを踏襲した先鋭的な服もけっこうあるので、トウマさんのような30代以上の男性が“無難で清潔感のあるコーデ”を目指すのであれば、GUよりもやはりユニクロがおすすめです。
◆ユニクロのマネキンを真似るのはセミ・ジョブズ
先ほどお伝えしたとおり、ユニクロは最低限のトレンドは抑えつつもシンプルかつスタンダードなデザインにしてくれているので、マネキンやモデル写真のコーデをそのまま真似するのもOK。
サイズ感さえ間違えなければ“無難で清潔感のあるコーデ”が出来上がるはずです。ベーシックな服のコーディネートの場合は特にサイズ感が重要なので、もし自分に合うサイズがわからなければ店員さんに相談してみるといいでしょう。
一昔前は、他人とユニクロのアイテムがかぶってしまうことを、「ユニかぶり」と揶揄する言葉もありましたが、昨今はそんなこと女性側もいちいち気にしないでしょうから、「ユニかぶり」も恐れる必要はありません。
むしろ、ユニクロのマネキンのコーデをそのまま真似していることを、トークのネタにしてもいいぐらい。
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズが、いつも黒いタートルネックにジーンズというコーデにしていたのは、“服を選ぶ時間を仕事に使いたかったから”というのは有名な逸話。要するにジョブズはファッションに思考停止でいたかったからという理由で同じ服を着続けていたわけです。
そこでデート相手に、「僕もジョブズと同じで服選びにできるだけ時間を使いたくないから、思考停止でユニクロのマネキンを真似してるんだよ。言うなれば“セミ・ジョブズスタイル”なんだ(笑)」なんて堂々と言ってのければ、ウィットに富んだ人と思ってもらえることもあるでしょう。
◆“無難で清潔感のあるコーデ”ならユニクロ
ここまで話すとトウマさんは、「一周まわって“無難で清潔感のあるコーデ”ならユニクロで良かったんですね(笑)」と納得した様子でした。トウマさんの婚活がうまくいくよう、応援しています。
<文/堺屋大地>
―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―
【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi