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DeNAから戦力外通告を受けた三嶋一輝投手(35)が長年背負った背番号と同じ17日、現役引退を決断した。今オフに戦力外通告を受けてから現役続行を目指してトレーニングを続けていたが、NPB球団からのオファーは届かず。開幕投手、先発ローテ、守護神からセットアッパーと投手としてすべてのポジションでチームを支えてきた35歳が、プロ13年間の現役生活に自ら区切りをつけた。
12年にドラフト2位、背番号17で入団すると気迫あふれる投球で1年目から球宴に出場。17年から中継ぎに転向すると、セットアッパーやクローザーとして長年チームのブルペンを支えてきた。
22年には国指定の難病・黄色靱帯(じんたい)骨化症を発症。過去に例のない革新的な手法で世界で初めて手術を行い、「MISHIMA手術」「三嶋式」と言われる大手術をへて現役復帰までこぎ着けた。23年の復帰直後は異なる体の感覚に苦しんだが、不屈の闘志で自らと向き合ってきた。
13年目の昨季は1軍6試合の登板にとどまって防御率10・80。思うような数字とはならなかったが、9月に入ってからは3シーズンぶりに150キロを計測するなど復活の兆しを見せていた。「まだまだ体も元気だし、伸びしろを感じている」とNPBでの現役続行の道を模索するしてオファーを待っていたが、目安にしていた年内には届かず。背負ってきた背番号と同じ17日に発表する形となった。
今後は未定で「球団からは今後のお仕事の話を頂いておりましたが、1度外に出て野球や皆様にも恩返しができるように勉強をして、難病のこと、さまざまなことに、挑戦していこうと思っております」と見通しを示した。横浜で輝き続けた三嶋一輝が惜しまれつつユニホームを脱ぐ。
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◆三嶋一輝(みしま・かずき)1990年(平2)5月7日、福岡県生まれ。福岡工では3年春に九州大会優勝。法大ではリーグ戦通算13勝8敗。4年秋に最多勝、最優秀防御率、ベストナイン。12年ドラフト2位でDeNA入団。プロ2年目の14年に開幕投手。18年から中継ぎに専念し20、21年はクローザー。175センチ、80キロ。右投げ両打ち。
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