NASAの月探査計画で「名前だけ宇宙へ」 登録すると搭乗券がもらえる

1

2026年01月20日 12:50  おたくま経済新聞

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

おたくま経済新聞

NASAの月探査計画で「名前だけ宇宙へ」 登録すると搭乗券がもらえる

 NASAが進めている有人月探査計画「Artemis(アルテミス)」の次のミッション「Artemis II」をめぐり、ちょっとワクワクする一般参加型キャンペーンが行われています。


 内容はシンプルで、「自分の名前を月の周回軌道に打ち上げよう」というものです。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ 名前を登録すると“月行き搭乗券”がもらえる

 NASAの公式サイトから名前を登録すると、Artemis II仕様の「搭乗券(Boarding Pass)」がデジタルデータとして無料で発行されます。登録された名前はデータとして保存され、2026年2月に予定されているArtemis IIミッションで、宇宙船オリオンとともに月を周回する予定です。


 もちろん搭乗券は実際に使用できるわけではありませんが、それでも「名前だけ宇宙に行く」という発想がいかにもNASAらしい企画です。NASAではこれまでにも「Send Your Name to Mars(あなたの名前を火星へ送ろう)」といったキャンペーンを実施した実績があります。


■ 漢字が想像しやすい名前は漢字で出てくる?

 折角なので実際に登録してみると、少し意外なポイントに気がつきました。名前の入力欄は英語表記なのですが、発行された搭乗券は漢字で記されていました。記者の場合は「miwako miyazaki」で登録したところ、出力チケットは「宮崎美和子」といった具合です。


 試しに他の記者名でも入力してみましたが、その場合はアルファベットで出力されました。簡単に漢字が想像できる名前は、漢字や一部カタカナを組み合わせて出力され、判断しにくい場合には入力情報に従ってアルファベット表記されるようです。


 ちなみに最初から宮崎美和子と漢字で入力すると「名には、文字、数字、.、_、-、’、スペースのみを含めることができます。」と表示され、はじかれました。


 まぁ、どんな表記であれ自分の氏名が反映された公式デザインのチケットが出てくるのは、なかなか新鮮な体験です。



■ NASA公式Xもノリノリ、締め切りは間近

 NASAグレン研究センターの公式X(旧Twitter)アカウントも、「Well… ya comin’?(さて、一緒に行くかい?)」という軽いノリで参加を呼びかけています。発行される搭乗券には、ロケットや打ち上げ場所、目的地などが書かれていて、ちょっとした記念画像として保存しておくのも楽しそうです。


 応募の締め切りは「1月21日まで」とされていますが、NASAのキャンペーンは米国時間基準で案内されることが多いため、日本時間では1月22日のお昼ごろまでが目安になりそうです。気になる人は、早めに登録しておくと安心です。


 名前ひとつで月周回ミッションに“参加”できる今回の企画。宇宙開発というと遠い世界の話に感じがちですが、こうしたキャンペーンを通じて、少し身近に感じられるのもNASAの上手なところなのかもしれません。



<参考・引用>
NASA’s Glenn Research Center(@NASAglenn)
NASA「Send your name around the Moon!」


(宮崎美和子)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 宮崎美和子 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026012004.html

    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定