警視庁本部=東京都千代田区 女子生徒にわいせつな動画を送信させたなどとして、警視庁少年育成課は12日、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造、提供)容疑で、日本大学第三高校(東京都町田市)の硬式野球部員2人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
同校は昨年夏の甲子園で準優勝したが、大会前後に部内でわいせつ動画が拡散されたとみられる。
捜査関係者によると、男子部員(17)は昨年3〜4月、知人の女子生徒(15)にわいせつな動画と画像計3本を送信させるなどした疑い。もう1人の男子部員(16)は同4〜10月、このうち動画1本を受け取り、別の生徒に転送した疑いが持たれている。
動画は部内でLINEなどを通じて数十人に拡散された可能性がある。部員十数人が関与したとみられ、同課が調べている。送検された部員2人は任意の調べに「やってはいけないことをやってしまった」「軽率な行動だったと深く反省している」などと話しているという。
昨年10月、女子生徒の保護者が警視庁に「娘のわいせつな動画が拡散しているようで心配だ」と相談し、発覚した。
同校野球部は春夏通じて甲子園に計40回出場した強豪校。夏は2001年と11年に、春は1971年に優勝している。同校は取材に「関係者や生徒のプライバシーがあるため、コメントは控える」とした。