ダイニーの社長交代、本当の理由は社外取締役との軋轢か “セクハラ冤罪”山田前社長が長文ポストで訴えたこと

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2026年03月02日 18:31  ITmedia NEWS

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山田氏の投稿は「セクハラ冤罪騒動のすべて」というタイトルが付いている

 セクハラ報道に揺れたダイニー(東京都港区)は3月2日、2月1日付で山田真央社長兼CEOが退任し、CTOだった大友一樹氏が社長兼CEOに就任したと発表した。1カ月遅れの発表もさることながら、同時に山田氏が自身のnoteやXアカウントで「セクハラ冤罪」と退任に至る経緯を詳細に説明するという、異例の事態になっている。


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 その冒頭、山田氏は騒動の影響で銀行融資が見送られたり、マンションの内見を断られたりと公私を問わず支障が出ているとして、自らの手で名誉を回復する意思を示した。「この数カ月で、冤罪は放置すると『事実』として定着すると学んだ」。


 さらに社外取締役達や一部株主との関係悪化により、辞任に追い込まれるまでの状況を詳細に語っている。これによると、本人不在の取締役会で「追放」が決まったのは、第三者委員会による調査結果やセクハラ報道が出る前だったという。何があったのか。


 なお、この投稿についてITmedia NEWSがダイニーに真偽確認と会社としての対応を聞いたところ「今回の個人の発信に関しては、会社としてはコメントを控える」との回答があった。投稿は山田氏本人のものであると認めた上で、内容に関する言及は避けた形だ。


●発端は昨年春の退職勧奨


 山田氏の投稿によると、発端は2025年の春ごろに行った一部従業員への「退職勧奨」だったようだ。CNET Japanの記事によると、AI活用で業務効率化が進んだことを理由にエンジニアやコーポレート部門の社員30〜40人に退職を勧奨したという。この時も山田氏は自身のnoteに経緯や心情を書いている。


 その後、社内に山田氏が社内でセクハラを行っているという噂が流れた。11月にはある従業員がその内容をメディアに伝える。いわゆるタレコミだ。ただし噂については、後日の調査で「友人が退職勧奨の対象となり、むかついて嘘をついた」と当事者が話しているという。


 11月16日、通常とは異なる非公式なルートで、あるメディアから取材依頼が入った。すると取締役会は、その日のうちに山田氏抜きで「代表取締役の解職および会社からの追放」を決定。反論の機会は与えられなかったという。


 山田氏は「後で分かったのですが、社外取締役たちとしては、どうやら『(メディアが)この接触をしてくるということは、確実に記事が出る』という判断をしたようで、そうであれば『トカゲの尻尾切り』的な形で、先んじて害悪な存在を切ってしまおうという意思決定のようでした」と振り返っている。


 当時、すでに社内では噂の真偽を確かめるため、アンケート調査や外部の弁護士など第三者による調査が行われており、12月には「セクハラ含む不法行為なし」という調査結果も出た。


 しかし、辞任圧力は逆に強まったという。


 社外取締役達とようやく話せるようになった後も彼らのスタンスは変わらず、会社に残る場合は議決権を全て譲渡するといった不利な条件をまとめた契約書へサインするように求められた。山田氏は「この時点で私は、『この社外取締役たちと一緒に事業を進めても、飲食業界も弊社のメンバーたちも、誰も幸せにならない』と感じていました。『特定の株主がキャピタルゲインを得て終わり』だと」と記している。


 「ダイヤモンド・オンライン」にセクハラ疑惑記事が掲載されたのは12月17日だった。ダイニーは翌日までに記事の内容を否定するプレスリリースを発表(現在は法廷闘争中)。しかし、これすらも社外取締役達から「否定リリースを出してほしければ不利な条件で辞任しろ」と交渉材料にされたという。


 なぜ、事実ではないと分かったはずのセクハラ疑惑によって取締役会は退任を迫ったのか。


 山田氏は「構造的な対立だった」と分析している。25年上半期の時点で株主が期待する“3倍成長”は難しいことが見えてきた。このため、社外取締役や一部株主とは経営方針などをめぐってたびたび衝突。例えば社員へストックオプションを付与する案は、一部株主の意向により株主総会で議案ごと棄却されるなど、一度は合意したはずの施策でも反故になることが増えたという。「取締役会はもはや『ディスカッション』ではなく、『一方的に大声で罵倒される場』でした」。


 一方で、自身は飲食店との間に立つ現場仕事が好きだったという山田氏。「お店のオペレーションを見て、困りごとを聞いて、プロダクトの方向性に反映する。『顧客とプロダクトの結節点』に自分がいることが、ずっと自分の仕事の中心でした」と振り返る。


 そうした行動もあってか、山田氏の進退問題が騒動になった時にはダイニーに「数百社・数千店舗レベル」の抗議が寄せられ、飲食店経営者による「山田真央の不当な解任に抗議する」という署名活動も行われた。中には担当者に「このままだと解約する」と直接連絡してきた店もあったという。


 結局、山田氏はCEOを辞し、平社員としてダイニーに戻ることを決意した。現場や社員の混乱は抑えたいが、顧客の声には応え続けたいという判断のようだ。「肩書きが何であれ、やることは変わりません。私は、飲食業界に向き合い続けます」。



このニュースに関するつぶやき

  • 山田さんは、英会話レッスンで、「電話の君の声は、まるでそばにいるようだよ。」がわからないらしい。 美人やぞ。ɽ��ʴ򤷤���
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