
<WBC:イタリア2−4ベネズエラ>◇準決勝◇16日(日本時間17日)◇ローンデポパーク
【マイアミ(米フロリダ州)16日(日本時間17日)=四竈衛】初の頂点を目指すベネズエラが、イタリアに逆転勝ちを収め、初の決勝進出を決めた。1点を追う7回2死一、三塁から上位打線の3連打で逆転に成功。好継投で逃げ切った。
日本を撃破した底力で、ここまで5戦全勝のイタリアの野望を打ち砕いた。豪打が看板の一方、1発に頼ることなく、つなぎの野球に徹した結果、ベネズエラが勝機をたぐり寄せた。1−2と1点ビハインドで迎えた7回。アクーニャの遊撃内野安打で同点に追い付くと、あとはイケイケだった。絶好調ガルシアの左前打で勝ち越すと、22年から3年連続首位打者のアラエスが中前へ運び、2点をリードした。
試合の流れを変えたアクーニャは、興奮気味に言った。「明日も、日本やイタリアと戦ったようにプレーしなくてはいけない。世界にベネズエラをお見せしたい」。スタンドからは、故障に伴う体調不安で出場を断念したアルテューベ(アストロズ)が観戦。その目の前で、日本戦に続く2戦連続の逆転勝ちを収めた。
反撃のソロを放った34歳のE・スアレス、アラエスら実績のあるベテランの存在感に加え、26歳のガルシア、24歳のトーバー、22歳のチョウリオら、若手のめざましい成長ぶりも見逃せない。「私のゴールは教育をしていくこと。ベネズエラの人々の価値観を維持していくことだ」。最終決戦の相手は米国。困難な国内事情が続く母国の人々へ向け、ロペス監督は落ち着いた口調のまま、熱い抱負を口にした。
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