
今回はAll About編集部が実施した節約に関するアンケートから、28歳女性の失敗談を紹介しながら、節約時の注意点などについて、ファイナンシャルプランナーでAll About 家計簿・家計管理ガイドの二宮清子さんが解説します。
回答者のプロフィール
回答者本人:28歳女性家族構成:既婚(子なし)
雇用形態:正社員
職業:ITサービス
世帯年収:1000万円
現在の年収や暮らしに満足しているか:満足していない
日用品から手軽に始めた節約
日用品の節約で失敗したという28歳の女性。「毎月の生活費で少しでも削れるところを削ろうと思い、一番手軽に始められそうだったから」ときっかけを振り返ります。当時女性は、食品用ラップフィルムやビニール袋のような消耗品には質へのこだわりがなかったため、安いもので済ますことにしたそうです。
「ただ、実際にはすぐ破れてしまって、使えるものではなかった。結局、買い直すハメになりました」
使うたびにストレスがたまった
ラップもビニール袋も使用頻度の高い日用品なだけに、女性は使うたびにイライラしていたそう。女性はこの経験から「安すぎるものは使いづらくて質が悪い」と学びました。|
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大切なのは“コストと満足度のバランス”
二宮:今回のエピソードは、「安ければ節約になるとは限らない」という点をよく表していると感じました。節約をする場合、まず大切なのは“こだわりを減らすこと”です。なぜなら「こだわり=コスト」になりがちだからです。そのため、まずは安いものから試してみるという姿勢自体はとてもよいことです。実際、安価でも満足度の高い商品は数多くあります。ただし今回のように、使いにくく満足度が低いと感じた場合は、少しランクを上げてみるなどして「コストと満足度のバランス」を探していくことが大切です。こうした試行錯誤の積み重ねが、自分に合ったお金の使い方やよい金銭感覚を育ててくれるのではないでしょうか。今回の経験も、きっとこれからの家計管理に生きる“よい失敗”だと思います。
使用頻度の高い日用品を節約する時の注意点
日用品を安価なものに替える際の注意点は、価格だけで判断しないことです。ラップやビニール袋など使用頻度の高いものは、品質が低いと破れやすく結果的に使用量が増えることもあります。また新しい商品を試すときは、失敗する可能性も考えて大容量を避けることも大切です。節約しやすい日用品
節約しやすい日用品としては、ブランドに強いこだわりがないものがおすすめです。例えばティッシュやキッチンペーパー、洗剤などはプライベートブランドでも品質が十分な場合が多く、比較的コストを下げやすい部類の日用品です。詰め替え商品やまとめ買いも上手に活用すると、無理なく日用品費を抑えることができます。|
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【二宮清子プロフィール】
家計管理や節約を軸に、生活に寄り添った提案を行うファイナンシャルプランナー。家庭科の教師としての勤務経験があり、赤字家計を脱出した自分の体験から、ユーザー目線でのアイデアを発信している。All About 家計簿・家計管理ガイド。
<調査概要>
節約の体験談に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2025年8月28日
調査対象:全国20〜60代の200人(男性:63人、女性:137人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。
(文:二宮 清子)
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