
あの日のことは、今でも覚えています。あの日、ランを保育園に送っていき、張り切って園に入っていくランの後ろ姿を見送ってから、私は自宅に戻り、まとめておいた荷物を持って、家を出て行きました。元夫とはその前から離婚に向けて話し合いは重ねていたのですが、なかなか承諾してくれなかったのです。



謝るなんてとんでもないことだったのです。ランに会う資格すら私にはありませんでした。
「最期にランに会いたい」は……ランに伝えたいことがあるんじゃなくて、私がスッキリしたいためだけでした。私が最後に見たランの後ろ姿。二度と会うことができないランへの気持ちを抱きながら、残りの日々を過ごしていこうと思います。
レンに怒られて、私はハッとしました。どこまで自分勝手だったのだろう……。
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想いを残した状態で残りの人生を生きることになりますが、それをすべて受け入れるのが私にできる唯一の贖罪であると思い、ランの幸せを遠くから祈っていたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙

