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阪神は29日の巨人戦(東京ドーム)に打ち勝ち、2勝1敗で最初のカードを終えた。しかしこの試合に先発した伊藤将司投手(29)は3回途中で3失点と、思うような結果を出せなかった。「ほぼ自滅」と反省したが、微妙な心の揺れ動きが影響をおよぼしていた。
2日前の開幕戦で巨人のトレイ・キャベッジ外野手(28)、ボビー・ダルベック内野手(30)がアベック弾。もともとボールが飛びやすいとされる東京ドームではあるが、これ以外にも外野に伸びる飛球が多く、阪神バッテリーは日に日に警戒感を強めていた。
それが如実に出たのは初回。伊藤将は先頭キャベッジに対して1球目、3球目と外角低めに外れるボールを投げた。カウント2−1から中前打された。
その後の2死二塁から、ダルベックにも1球目、3球目とフォーシームが低く外れた。カウント2−1と不利になったところでやや甘くいったカットボールを先制二塁打にされた。
降板した3回も泉口友汰内野手(26)にカウント3−1から適時打を許した。次打者ダルベックには低めを徹底して突いたが4球すべて外れて押し出し四球。ここで交代となった。
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1発警戒の意識が強かったことを左腕は認めた。
「低めに低めにと意識したので、それでカウントが悪くなって、打者有利なカウントになりやすかった。次回はゾーン内でしっかり勝負して、打者有利なカウントにしないように投げていって、自分らしいピッチングをしたい」
藤川球児監督(45)は開幕カードを振り返り「どの球場も打球が少し遠くに飛んでいるような雰囲気もある」と、口にした。ボールの変化が実際にあるのかはさておき、多くの選手が同じように肌で感じ取り、心理面に影響が出ているのは間違いない。
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