
いま、若者を中心に増えているのが、依存症とまでは言わないけれど、SNSの使いすぎなどによる「スマホ疲れ」。ある調査では若者の6割以上が「スマホ疲れ」を感じているということです。そこから抜け出したいという動きも広がりはじめています。
【写真を見る】スマホを1日18時間…街の人の「スクリーンタイム」
“スマホ疲れ”の理由は3つの“アテンション”山形純菜キャスター:
多くの世代が利用しているスマートフォンは便利な一方で、使いすぎて疲れてしまうこともあります。いわゆる“スマホ疲れ”について見ていきます。
15歳〜24歳のZ世代を中心に行われた調査によると、「スマホ疲れを感じる」と答えた方が、62.2%に上りました。(SHIBUYA109 lab.より)
疲れてしまう理由として、「3つの“アテンション”=“注目する・されること”」があげられるそうです。
(1)自分への“アテンション”
▼20代の女性の例
SNSでクリスマスマーケットの写真を投稿したところ、同じような投稿を友人がしていた。友人の投稿に「いいねの数が多い」ことや、「コメントが私だけない」などと気になってしまう。
(2)他人への“アテンション”
▼10代の女性の例
話題の投稿を見ていないと気まずいと感じ、見逃さないために常にSNSをチェックして疲れてしまう。
(3)情報への“アテンション”
▼大学生の例
「おすすめ」に炎上した投稿が流れてきて、炎上した理由が気になり、コメント欄も見てしまう。
Z世代だけではなく、あらゆる世代が感じるものではないかと思います。
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出水麻衣キャスター:
一度見てしまうと、自分が何が気になってるのかを勝手に学習して、どんどん流れてきてしまうので、嫌でもアテンションが引き付けられてしまいますよね。
山形キャスター:
Z世代はSNSを利用する際に、どのような感情を持っているのでしょうか。
【Z世代のSNS利用者 実は…】※複数回答
面倒くさい:25.8%
不安:25.2%
自己肯定感の低下:24.4%
スマートフォン、SNSから離れるために行動している人も、約7割に及んでいるといいます。
【スマホから離れるための行動は?】
散歩:20.2%
読書:20.2%
映画館:16.4%
部屋の片付け:15.0%
山形キャスター:
なかなかスマホから離れることは難しいですが、“スマホ断ち”だけではなく、“心がととのう”人気スポットがあります。
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埼玉県・秩父市にある大陽寺の周辺は「圏外」で、スマホを気にすることなく過ごすことができるといいます。
大陽寺 浅見宗達 住職
「“デジタルデトックス”ということで、電波が全く届かないところを1日体験する形になる」
大陽寺では、宿坊体験(1人あたり1万5000円)ができます。
お経を読み上げる「読経」や、「写経」で心を清めていきます。夕食は「精進料理」をいただきます。翌日は、朝から散歩をし、15分の「読経」をしたあとは、「座禅」で精神を統一し、心を無に。
これぞ「究極のデジタルデトックス」です。若者を中心に2025年は問い合わせが3割増えているということです。
山形純菜キャスター:
“スマホ断ち”のグッズも今人気になっているということです。
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2月に発売された「デジトックス ブロックケース」(1980円)はケースの中にスマートフォンを入れて、鍵を抜くとロックがかかります。
メーカーによると、“20秒ルール”といって、心理学的に20秒以上かかる行動は先延ばしする傾向にあるといいます。カギだけ別の部屋に置いたり、家族に預けたりすることで、より効果的にデジタルデトックスできるのではということです。

