
わが子の不登校。朝が来るのが怖くて、夜に「明日こそは……」と淡い期待を抱いては裏切られ、身も心もボロボロになってしまうママもいるのではないでしょうか。さらにパートナーから「母親のせいだ」なんて心ない言葉をぶつけられたら、どこに救いを求めればいいのかわからなくなりそうです。
『子どもが不登校です。母親として心身ともに疲れ果てました』中学2年生の息子さんが、3か月ほど前から不登校だと語った投稿者さん。登校するふりをして帰宅したり、投稿者さんのスマホを無断で使って欠席連絡をしたりと、親を欺く行為が続いています。日中はスマホに没頭し、お年玉でデリバリーを頼むなどやりたい放題の状態です。旦那さんからは「母親であるお前のせい」と責められて、息子さんの泣き叫ぶ姿や口答えにもう限界に達していると悲痛な言葉が漏らされました。学校や授業は拒否するのに、サッカーや修学旅行など好きなことだけは行きたがる息子さんのことを、今はわがままとしか思えないそうです。
不登校なのに「好きなことだけやる」はわがまま?
不登校の親を特に悩ませるのは「好きなこと(趣味や習いごと)には行ける」という事実かもしれません。学校へ行かないのにサッカーや修学旅行には行きたがるわが子を見て、「サボりではないか」「わがままなだけでは?」と投稿者さんが疑ってしまうのは無理もありません。しかしママたちからは、そこをむしろ希望だと捉える声が多くあがりました。
『むしろ修学旅行に行きたいのは、まだ救いだね。私だったら嬉しいかな』
『クラブチームのサッカーでも外に居場所があってよかった。一生に一度の中学校の修学旅行に楽しみにして行けるなら「楽しんで行っておいで!」と思いたい』
『学校には居場所はないけれど、サッカーチームにはあるんだね。よかった』
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『自分が楽に思う場所だけ選んでいくと、最後に残るのは家だけになる。学校に行けない理由がぼんやりしてる状態で、家の快適な生活をすんなり許可するのは違うと思うけどな』意見にある通り「嫌なことからは逃げ、好きなことだけを享受する」という生活が固定化してしまうと、社会復帰へのハードルはさらに高くなってしまいます。サッカーという社会との接点を守りつつ、家庭内での「けじめ」をどうつけるかが最初の課題となりそうです。
不登校は母親のせい?高圧的な父の存在
不登校が起きたとき、一部の父親が口にしがちな「母親の育て方が悪い」という言葉。これは母親を大いに追い詰め、かつ解決から遠ざける呪いの言葉です。ママたちはこの言葉を発した旦那さんに批判の声を浴びせました。
『「子どもが不登校なのは母親のせい」と言う父親。これが不登校の原因のなかで最大の要因だね。父親なのにまるで他人事』
『幼少期からずっと威圧してきた父親の影響で対人恐怖症になってしまったパターンかも? 繊細な子と威圧的な親の組み合わせは最悪』
『不登校は母親のせいというか、家庭環境のせいだと思う。投稿者さんも旦那さんの犠牲者だよ』
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まずは家庭内ルールを再設定することから
ママたちから鋭く指摘されたのは、不登校そのものよりも家庭内ルールの崩壊についてでした。親のスマホを勝手に使う、お年玉でデリバリーを頼むといった行為は、もはや不登校という枠を超えた規律の問題です。
『不登校よりも、「親を騙して」休む、「親のスマホを勝手に使って」欠席連絡をする。そういう人間に育ってることのほうが問題だと思う』
『パスワードを子どもが使えるって、どれだけ管理ができてないの。外からは見えない部分で実は親がやらかしてるパターンもある』
『児童精神科を専門にしている医師に一度診てもらうのがいい。親だけでも相談できたり、対処法を教えてくれたりするよ』
『中学不登校経験者は正社員になるのが難しくなるかもしれない。投稿者さんはもっと真剣に向き合うべき。子どもがオンライン授業をちゃんと受けてないのもスルーしてるよね』
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不登校は当然ながら、人生の終わりではありません。しかし今の「親を騙して快適に過ごす」という形は、いつか限界がくるでしょう。サッカーという情熱の種があるなら、それを大切に育てながら、同時に「社会のルール」も少しずつ教えていく。その過程で、冷たい旦那さんではなく、温かく専門的な知識をもつ支援者と手を結ぶのがいいのではないでしょうか。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・Ponko

