
今回はAll About編集部が実施した節約に関するアンケートから、神奈川県に住む37歳女性の失敗談を紹介しながら、節約する時の注意点・ポイントについて、ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の井戸美枝さんが解説します。
回答者のプロフィール
【神奈川県在住37歳女性世帯、収入状況と1カ月の主な出費内訳】・家族構成:既婚(子あり)
・職業:専業主婦
・世帯年収:800万円
・貯蓄額:670万円
・家賃(住宅ローン):11万円
・間取り:3LDK
・食費:8万円
・交際費:3万円
・電気代:1万8000円
・ガス代:6000円
・水道代:7000円
・通信費:1万2000円
・毎月貯蓄に回している額:8万円
「激しく後悔した」
今回紹介する神奈川県在住37歳女性は「通信費」の節約で失敗してしまいました。スマホの格安キャリアには以前から興味があったものの、手続きが煩雑そうでちゅうちょしていたそう。しかしある時、実際の手続きが思ったよりも簡単だと分かった女性は、その勢いで乗り換えを決めました。
「ただ、スマホを大手キャリアから格安なところに乗り換えたものの、データ使用量に応じて勝手に料金が高くなるプランで、ギガ数を指定するタイプではなかったため、ついつい使い過ぎてしまい、乗り換え前よりも料金が高くなってしまった」
女性はこの経験を「使い放題だと思うとつい調子に乗ってしまう自身の性格を加味して選ばなかったことを激しく後悔した」と振り返ります。
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通信費を節約する方法3つ
井戸:今回のケースは、その場の勢いで乗り換えを判断し(その気持ちはよく分かります)、自身の利用傾向を考慮しなかったことが原因と言えるでしょう。節約につながる仕組みを作っても、自身の行動にフィットしなければ逆効果になってしまいます。通信費の節約では、料金の安さだけでなく「料金体系(従量課金型か定額型か)」と「自分のデータ使用量のブレ」を確認することが重要です。特に従量課金型は、データの使用量が多いと割高になりやすいため注意が必要です。
通信費の節約方法は3つ考えられます。
1:自分の直近3〜6カ月のデータ使用量を確認し、それに見合った上限が決まっているプランを選ぶこと。加えて、低速時の使い勝手もチェックしておくと、より安定した節約につながります。
2:自宅・職場ではWi-Fiを徹底活用しましょう。動画視聴やアプリ更新はWi-Fi環境下で行うだけでも、通信量は大きく抑えられ、結果的により低容量の安いプランへ移行しやすくなります。
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【井戸美枝プロフィール】
ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士。関西と東京に事務所を持つ、CFP・社会保険労務士。経済エッセイストとしても活動し、生活に身近な経済問題をはじめ、年金・社会保障問題を専門とする。講演や執筆、テレビ、ラジオなどにも多数出演。All About マネープラン・もらえるお金ガイド。
<調査概要>
節約の経験談に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年3月11日
調査対象:全国10〜70代の250人(男性:57人、女性:190人、回答しない:3人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。
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