
昭和や平成の時代、「当たって砕けろ」は恋愛の基本戦術だった。しかし令和の今、一歩間違えれば不用意なアプローチは「ハラスメント」「加害」と見なされかねない。
ガールズちゃんねるに4月中旬、「恋愛行動って加害行為なの?」というトピックが立ち、大きな反響を呼んだ。トピ主は次のように書いている。
「職場で後輩の男性社員たちが雑談していたのを聞いたのですが、『恋愛って、こっちから踏み込む時点である意味加害じゃない?』『断らせるのも負担だし、今の時代リスク高すぎて手出せないよね』みたいな話をしていて、少し考えてしまいました。」
恋が始まる前から「加害」を恐れ、リスクヘッジに走る若者たち。こんな時代に、果たして恋愛は成立するのだろうか。
「男性でそれを認識してるのかなり有望だよ」
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確かに、全く興味のない相手から一方的に踏み込まれるのは苦痛以外の何物でもない。しかし、トピ主は「確かにそういう面もある気がしますが、じゃあ全く踏み込まない恋愛って成立するのかなとも思います」と書いている。
これは一般的な感覚だろう。傷つくことや訴えられることを恐れるあまり、何のアクションも起こさなければ関係は一歩も進まない。
この後輩たちの恋愛観に対し、トピック内では激しい議論が交わされた。驚くべきことに、最も多くの共感を集めたのは彼らの姿勢を高く評価する声だった。
「男性でそれを認識してるのかなり有望だよ」
また、次のような冷静な基準を示す意見にも多くの賛同が寄せられている。
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「相手の気持ちを無視したら加害 断られたらきっぱり諦める」
自分の欲求より先に相手の負担を想像できる彼らは、ある意味で非常に現代的で「思いやりがある」と言える。
愛の告白は「加害ではない、ただの交渉だよ」と言う声も
一方で、彼らの極端な思考を「こじらせてるなー」と一刀両断する声も圧倒的に多い。
「しかし踏み込めないので何も発展しません」
「残念だけど>>1に出てくるような男はモテないよ 欲望のままに動ける男のが彼女いたり結婚してる」という、残酷だが的を射た現実的な指摘も相次いだ。さらに、
「好きです、付き合ってくれませんか? 無理です。分かりました。これは加害ではない、ただの交渉だよ」
「0:100の極端な人って頭悪いらしいよ 1〜99を処理する知能がないから」
と、コミュニケーションをすっ飛ばして「0か100か」でしか考えられない「頭でっかち」な態度をたしなめる声もある。極めつけは、このコメントだろう。
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「嫌いな相手からの好意は加害になるかも だから運命だよなって思う」
多くの人が指摘するように、少しずつ会話を重ね、相手の脈を確かめながら距離を縮める「1から99」のプロセスこそが恋愛の基本であるはずだ。相手を尊重する彼らの優しさは本物だろう。
もちろん、今の時代、職場での恋愛は後々面倒くさいことになる可能性もある。しかし、プライベートでもビビりまくる必要はない。傷つくことやリスクを恐れて、「加害」を回避しているだけでは大事な運命すら逃してしまうのではないだろうか。
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