
ゴールデンウイークが始まりましたが、家を留守にすることが増えるこの時期、求められるのが防犯対策です。埼玉県の住宅街では、現金などが盗まれる空き巣の被害が相次いでいます。
GW出国ラッシュ “玄関口”は大混雑ゴールデンウィーク初日の29日、多くの人で賑わう東京駒沢公園で始まったのは、毎年大人気のクラフト餃子フェスです。
客(8歳)
「えびがプリプリで具もギッシリしておいしい。おいしすぎて夢中になっちゃいますね」
空や陸の玄関口も活気に満ちています。
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海外への出国ラッシュは29日がピークに。航空各社によると、2025年を上回る予約状況だということです。
20代会社員
「今日から12連休。ドイツに行く予定。ビールです。ビール飲みたい」
ドイツへ行くという2人が気にしていたのは…
20代会社員
「(航空券の価格が)今後もうちょっと上がってくるのかなと不安があった。もう行ける時に行っておこうかなと」
燃油サーチャージの引き上げなどを見越し、駆け込みで出国する人も。
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一方、東京駅にも家族連れなど多くの人が。
Q.何連休?
子ども(3)
「8 お休みです。(楽しみは)水族館」
3歳の子を持つ家族
「いろいろ高い。実家も九州なので気軽に行けるところというか」
混雑のピークは、東海道新幹線の下りが5月2日、上りは5日となる見通しです。
埼玉で相次ぐ窃盗事件 住民からは不安の声も旅行などで長期間外出する人も多いゴールデンウィーク。埼玉県の住宅街では、住民から不安の声が聞かれます。
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記者
「埼玉県内で、住宅から現金などを盗む窃盗事件が相次いでいます」
場所は、さいたま市岩槻区。警察によると、被害は約20件。
岩槻区で暮らす70代の女性は、4月1日に窃盗被害に遭ったと話します。
気がついたのは、トイレのため目を覚ました午前4時ごろ。1階リビングの窓ガラスのわずかな部分が割られていたといいます。
夜10時ごろから寝ていたため、物音などに気がつくことはありませんでした。
窃盗被害にあった女性
「(割られたのは)全部でこれだけ(わずか)。手を入れて鍵開けてしまえば入れるから」
盗まれたのは、現金3000円ほど入った小銭入れとバッグ。後日、近くの河川敷で現金が抜かれた状態で見つかりました。
自宅の先は行き止まりになっているため、空き巣が自宅正面から侵入した場合、隣の家に設置された防犯カメラに映るはずですが、通りに怪しい人物の姿はなく、裏口から侵入した可能性が高いのではと話します。
夫と2人で暮らす70代の女性。被害を受け、センサーライトを買いました。
窃盗被害にあった女性
「センサーライト。(すでに家の)前についているので、今度は裏口を照らすようにつけようかなって。ちょっと試しに頼んでみたんです」
さいたま市岩槻区では29日、1人の男が窃盗などの疑いで逮捕されました。自称建設業の松本悠貴容疑者(39)です。
15日深夜から翌朝にかけて、今回私達が取材した家とは異なる80代の男性が住む家に侵入し、現金約700円などを盗んだ疑いが持たれています。
「身に覚えがありません」と容疑を否認していますが、警察は余罪について調べを進めています。
就寝中に侵入 網戸を焼く手口も埼玉県で相次ぐ窃盗事件。約30キロ離れた行田市でも…
被害女性
「財布ごと盗まれて現金だけ抜き取られて。びっくりしました。こんな入り方もあるんだって感じです」
何者かが勝手口の網戸を焼いて、そこから勝手口のドアを開け、住宅に侵入する窃盗事件が相次ぎました。
被害女性
「網戸にしたまま寝てたりとかもあったから、全然(窓の)ロックは意識してなかった」
網戸を焼かれた近隣住民
「うちは(窓に)鍵がかかっていたので入られずに済んだ感じで。(網戸が焼かれたことは)全然気づかなかった」
警察によりますと、行田市の住宅16軒で網戸が焼かれる被害があったということです。
GW 空き巣に注意 “フードデリバリー”装い下見も専門家によると、空き巣は必ず下見をするといい、例えば、午前中・午後3時頃・夕方と、同じ家を、時間帯を変えて複数回下見するということです。
さらに下見の際には、会社員風であったり、宅配業者や点検業者、また最近ではフードデリバリーを装ったりする場合もあるそうです。
▼近所の買い物、ごみ出しなど短時間であっても鍵を閉める
▼在宅中でも、2階を掃除するときは1階のドア・窓を閉める
など、防犯対策には注意をしてください。
物価高は連休中も家計を直撃しています。
Q.今年のGWどう過ごす?
買い物客(横浜市)
「ちょっと近場で家族でゆっくり過ごそうかな」
「私は横浜市内の移動でいいかなと思ってる」
買い物客(横浜市)
「『石油が』とか言っているのに遠出するのも…。どうなるかわからないし。お金はちょっと使えないかな」
物価高で、「安(費用が安い)・近(距離が近い)・短(日程が短い)」のゴールデンウィークを過ごすという人が多い2026年。
30代の夫婦も、連休中の半分は自宅で過ごすといいます。
夫婦(30代)
「旅行に行きたい気持ちはあったが、外食も高くなってきているので、安いスーパーを探して作ったりがメイン」
しかし、そのスーパーにも、例外なく値上げの波はやってきています。
スーパーにも値上げの波 専門家「従来とは桁が違うような価格上昇が起きている」スーパーセルシオ和田町店 鶴田聡 部長
「アメリカ産の豚バラ肉。半年前くらいは100g139円くらい。でも現在159円で、月をまたぎ5月には、もう10円上げなきゃいけない状態。(原因は)イラン情勢も始まって円安も相まってダブルパンチ」
また、納豆も6月からの値上げを決めました。
スーパーセルシオ和田町店 食品バイヤー 久保田浩二さん
「実は(数日前に)こういった形で、メーカーの通達文が店に届いていて。国際情勢がまだ不安定な中で、パッケージ等の値上がりが原因で、15%価格改定で上げるという通達が届いた」
原因は、国際情勢の悪化による“コストの上昇”。原材料だけでなく、トレーやビニールなどの石油製品の価格高騰も影響しているとみられます。
スーパーセルシオ和田町店 食品バイヤー 久保田浩二さん
「(価格改定が)6月1日という部分では、2か月を切ったなか店に案内が届いた。異例の緊急値上げということが店の方では感じた。『うわーきちゃったな』と。今後、他の商品にも値上げの波がどんどん広がるというのが不安」
今後の見通しについて、専門家は…
野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏
「(原油価格の上昇で)例えば野菜とか魚とか肉類とか牛乳とか、2%くらい上がるのが過去の経験なんですが、(すでに)従来とは桁が違うような価格の上昇が起きている。ここから半年くらいはいろんな物の値段がどんどん上がっていくという局面になると思う」

