
5月2日に「キン肉マンミュージアムin沼津」館長も務めるミノワマンD・Z氏(左)、『学研の図鑑 キン肉マン 超人』などの担当編集者の学研の芳賀靖彦氏で開館2周年記念のトークショーが行なわれた
静岡県沼津市の新名所として連日賑わいを見せる「キン肉マンミュージアムin沼津」が2024年4月29日のグランドオープンからこの春、開業2周年を迎える。
それを記念してのスペシャルトークショーが、ミュージアム近隣の静岡県総合コンベンション施設プラザヴェルデで5月2日に開催された。
当日はプロレスラー・総合格闘家であり当ミュージアムの館長も務めるミノワマンD・Z氏、そして話題の関連書籍『学研の図鑑 キン肉マン 超人』『学研の図鑑 キン肉マン 技』の2冊を企画立案・製作した学研の芳賀靖彦氏が登壇。抽選により招待された約300名の『キン肉マン』ファンを前に、作品愛あふれるコアな肉トークを展開した。
本来なら作者であるゆでたまごの原作シナリオ担当・嶋田隆司先生も一緒にこのステージに登壇予定だったのだが、緊急の腰痛検査入院のためあえなく欠席に。
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しかし「自分が来ると思ってわざわざゴールデンウィークの予定を空けて応募してくれたファンの人もいると思う。それを考えると本当に申し訳ない」と、ビデオレターという形で特別出演されることに。
「本当なら、今連載中のロビンマスクvsペシミマンの話とか、皆さんに楽しんでもらえそうなトーク内容をあれこれ考えていたけれど、それができなくなってしまって、自分としても本当に残念だし申し訳ない。この埋め合わせは必ず近いうちに、また沼津でのトークショーを開催参加させてもらうことでお返ししたい」
とのメッセージが流れ終わると、会場全体から温かい拍手が巻き起こった。
その後のトークセクション、事前募集されていたファンからの質疑応答コーナーにはミノワマンD・Z館長、芳賀氏とともに、テキストベースながら嶋田先生も参加。
「夢の超人タッグ編をもう一度やるなら、キン肉マンを誰と組ませたいか?」という嶋田先生への質問には、芳賀氏とミノワマンD・Z館長が「バッファローマンならキン肉バスターも使える良いんじゃないか」と予想するなか、嶋田先生からの返答は、これまでキン肉星王位争奪編でのゼブラ・チーム戦で一度だけ組んだことのある、まさかのロビンマスク!
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また「今までゆでたまご先生が描かれてきたなかで最も好きなシーンは?」との質問には、会場に集まったファンも挙手で参加。
「キン肉マンミュージアムin沼津」の館内その1
「オメガ・ケンタウリの六鎗客(ろくそうかく)編でキン肉マン ビッグボディが仲間への思いを背負ってひとりひとりに呼びかけながら、かつて見せる場面すら作れなかった必殺技メイプルリーフクラッチをギヤマスターに決めて汚名をそそいだ瞬間がたまらなく良かった!」
という熱いコメントも飛び出すなか、嶋田先生ご本人からは「アトランティスがロビンのマスクを水面に掲げて勝利を宣言したところ」と、ファンの間ではトラウマシーンとして名高い、これまたまさかの回答がスクリーンに提示!?
「キン肉マンミュージアムin沼津」の館内その2
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ミノワマンD・Z館長の「今日はロビンマスク多めですね」とのコメントには、会場から笑いが漏れる一幕もあった。
トーク後半では芳賀氏による「超人」「技」両図鑑の製作過程における、ゆでたまご先生との監修のやりとり上の秘話も多数明かされ、どよめきも起こる盛り上がりを見せつつ、最後は改めてミュージアム開館2周年を迎えてのミノワマンD・Z館長からのごあいさつ。
「今日のようにこうして全国から沼津のミュージアムまで足を運んでくださる肉友、キン肉マンファンの皆さんのおかげで2周年を迎えることができました。これからもみんなで作品を応援して、その声で嶋田先生の腰も治すくらいの勢いで『キン肉マン』を盛り上げていきましょう!」と会場にいる全員で拳を突きあげる締めのパフォーマンスを呼びかけ、万雷の拍手と共にこの日のイベントは全て終了と相成った。
「キン肉マンミュージアムin沼津」の館内その3
なお、このトークショー翌日の5月3日からは、ミノワマンD・Z館長がゆでたまご先生と初めて出会われた時にサプライズで手渡されたという、貴重な館長個人所有のカラーイラストも新展示としてミュージアムに登場するとのこと。
「キン肉マンミュージアムin沼津」の館内その4
これからもミュージアム3周年、4周年、いや、さらにその先に控える2029年の『キン肉マン』生誕50周年の大記念年に向けて、ミュージアムと共に作品そのものもますます盛り上がっていく未来に、ファンの期待は今なお高まり続けている。
「キン肉マンミュージアムin沼津」の館内その5
「キン肉マンミュージアムin沼津」2周年記念トークイベントの様子
取材・文・撮影/山下貴弘
