
すっかり初夏である。毎日、外出するにも暑さに辟易するような時期になってしまった。
でも、人間は外出することでカロリーを消費するので、若干腹周りが気になる僕としては、毎日なるべく徒歩であちこち移動するようにしている。
そんな生活を5年ぐらい続けているからか、日々500ml缶3本分のチューハイを飲んでいても、体重は5年前より若干落ちた。まあ、体脂肪率は怖くてよく見てないけど、30%ぐらいあった気がするが……。
ところで僕の友人の中に1人、ここ半年ほどかな。かなり手堅いパチスロ勝負をするようになった男がいる。元々は荒波台ばかり打っていた最強ギャンブル中毒の男だったのだが、最近は完全攻略時であれば設定1でも機械割が100を超えるような台。あるいは合算が良いジャグラーばかりを打っている。
塵も積もれば金銀財宝。こういう戦術に移行したことでこの友人は、前よりもかなり手堅い戦いを展開するようになった。数年前の収支は酷いものだったが、今では月単位で黒字のまま終えることもしばしば。下手をすると今年の年間収支もプラスのまま年越しするのではないか? と期待するほどだ。
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依存症ではあるんだけど、以前よりもその日の収支というか、そもそも勝ち負けにこだわるようにシフトしたというか。そういう変化を見せるようになっていて、そしてこうなったことで勝てる依存症になってきた。
それぐらい、台選びって大事なんだよね。あと、もう一つ大事になるのが引き際だろう。
彼の場合、このところはとりわけ「浮いたらやめる」を徹底している。プラッたらその時点でやめて、さっさと晩飯を食いに行くというスタンスをとっているのだ。
これをやり続ける限り、友人の収支は今後も良い意味で、見ごたえのあるものとなるのだろう。でも、それができない人は多い。(文:松本ミゾレ)
せっかく勝ったのに、そのまま別のホールに突撃…では意味がない
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先日、5ちゃんねるに「ジャグラーで4,000円が10,000円になって帰ろうと思ったんだが」というスレッドが立っていた。
タイトルにあるように、スレ主は普遍的なノーマル機のジャグラーを打って少し浮き、そのまま精算して退店。その時点でこの日は勝って終わりでも良かったはずが、打ち足りなかったようで、「家の近くの別の店のジャグラーで10000円使ってなくなった」と書いている。
要は、最初の店を出てすぐ帰宅していれば6000円の勝ちで終わったのに、最終的な収支はマイナス4000円。僕もギャンブルをやるので分かるけど、こういう負け方が一番みっともなく、悲しいんだよね。
本人も自分の行動に驚いたようで「ちょい勝ったから帰るはずが気づいたらパチ屋入ってた」と述べている。これに対しスレッドでは「とんだピエロだな」とジャグラーにかけた言い回しをする人の書き込みも。
まあ、当人は「負けたのに気持ちいい」とか「またジャグラーいきたい」とか書いているので、効いてなさそうだけど。それに、最後の店で消えたのが、なんだかんだ10,000円で済んだのが精神的な余裕になっているのかもね。10,000円をホールで得るのは、そんなに難しいことじゃないから。
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でも、10,000円を社会で働いて得るとなると、結構な時間は掛かるからなぁ……。
勝ったらやめ!その日はもうギャンブルしない!
個人的な話になるが、僕の場合はホールの滞在時間が他の依存症の人よりもやや短いようだ。初当たりを引くまでは当然打つが、その結果少しでも浮いたら撤退が頭をよぎる。要は飽き性なのですぐに帰りたくなるタイプなのかな。
あと、パチンコホール自体はどうせ翌日以降も訪問できるので、別にその日限りでしゃぶり尽くす必要もないわけで。なので一度精算して店を出れば、もうその時点でとりあえずその日はギャンブルとかもうお腹いっぱいになっている。後はもう、はま寿司でちょっと食べてからヨドバシとかイオンで買い物して帰るだけで十分。
そもそも僕はあんまり大勝負が出来ない性質なので、よほど強いイベントだとか、設定5か6か確定でもしていない限りは彼のこの日の前半戦みたく、4,000円も浮けば八割方撤退するタイプでもある。
だってちょっとでも浮いて帰れば、もうその日は絶対に負けないわけだし。そして生涯収支を黒字で保つには、こういう地味で目立たない勝ち戦を増やすことが何より肝要だ。
こないだも打ち出して20分ぐらいして3,000円浮いた時点で帰宅したが、3,000円あればそれだけで外食できて、帰りにもうストックが無くなる洗剤とか歯磨き粉とか買ってもまだお釣り来る金額だからね。遊んで手に入る小銭ではあるが、3,000円ってのは大金だ。
それこそ病的に勝ちにこだわっていた時期には、最初の1Gでベルが揃っただけで、精算して帰宅していたなんてこともある。数枚の浮きでしかないないが、パチスロのメダルって1枚20円だからね。5枚浮けば100円の儲け。そこでやめればそれだけで、うまい棒が6本も買えちまうんだ!
ましてや、仮に月に10日ほどパチンコホールに行って、平均3,000円でも勝ってごらんなさいよ。これだけで仕事で得る報酬とは別に、毎月30,000円もの副収入を、ただただ遊んで入手できたことになる(遊技中の所要時間は人生において究極の無駄でしかないが)。
そしてこれ自体は、適切に立ち回れば、実は誰でも達成できるような金額だ。依存症の人の大半は浮いてる時にやめられないだけで、実はそこで断腸の思いで撤退すれば、みんな幾分良い暮らしができるのである。
浮いたらその日はやめる。精算したらもうその日はパチンコホールに行かない。これを意識して、「世間的に見るとまだマシな依存症」を君も目指せ!
