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ファミリーマートは6月2日、店内で抽出するカウンターコーヒーブランド「FAMIMA CAFE」の新型コーヒーマシンの全国導入を完了する。2025年6月から約1年かけて導入を進めてきたもので、マシン刷新は7年ぶり。これに合わせてカップや備品のデザインも一新し、新たに大容量の「LLサイズ」を投入する。
2025年6月からの1年間で、新型マシンによるコーヒーの累計販売数は3億杯を突破している。
今回の刷新では、商品や好みに合わせて豆のひき方を9段階で調整できる機能を搭載した。コーヒーでは「濃いめ、普通、軽め」、カフェラテでは「コーヒーリッチ、レギュラー、ミルクリッチ」といった好みに応じた味わいを選べる。
加えて、バリスタの粕谷哲氏のハンドドリップを再現し、ひきたてのコーヒー粉から均一に抽出できるよう湯の注ぎ方を改良した。
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これまでボタン式だったメニューをタッチパネルに変更したことで、提供できるメニュー数は2018年の15種類から45種類へ拡大した。2026年内には約60種類まで増やす予定だ。
背景に、コーヒー市場の拡大に伴う消費者の嗜好(しこう)の多様化がある。現在の主な利用者は30〜50代だが、今後は20代の利用拡大も狙う。
ファミマの商品本部 ファストフーズ部長 高倉 一真氏は「従来のマシンが導入された2018年は、手軽に安く簡単に飲めることが重要視される傾向があった。近年はそうした価値が当たり前となり、カウンターコーヒーにも自分好みの味わいやカスタマイズ性が求められる時代に変化している」と説明した。
●LLサイズを投入する狙いは?
FAMIMA CAFEでは6月2日から、新たに「LLサイズ」を導入する。容量はSサイズの約2.5倍で、「ブレンド」は320円、「アイスコーヒー」は370円で販売する。
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導入の背景には、大容量飲料の需要拡大がある。物価高が続く中、1杯当たりの満足感やコストパフォーマンスを重視する消費者が増加しているという。
SHIBUYA109エンタテイメントが2025年12月に発表した2026年トレンド予測では「デカドリンク」がカフェ・グルメ部門に選出された。韓国や中国発の大容量ドリンク専門店が国内で相次いで出店しており、若年層を中心に大容量ドリンクを持った写真をSNSに投稿する人も増えている。
オフィスや移動中に飲み物を少しずつ長時間かけてちびちび、だらだらと飲む「ちびだら飲み」の習慣も広がっているという。大容量であれば、何度も飲み物を買いに行く手間を省ける「タイパ」の良さも支持される理由の一つだ。
実際にファミマでは「1杯で満足できる大容量サイズが欲しい」といった声が寄せられており、Lサイズの販売数は2021年比で129%に伸長。実験的にLLサイズを販売した店舗では、FAMIMA CAFE全体の売り上げが約8%増加した。
カップや備品のデザインも7年ぶりに刷新する。従来は「FAMIMA CAFE」のロゴを据えたシンプルでカフェらしいデザインだったが、新デザインでは白や黒のシンプルな背景に、ファミリーマートの頭文字である「F」を大きく配置した。ファミリーマートらしさをより強く打ち出す狙いだ。
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新デザインをモチーフにした「タンブラー ファミマカフェ」(1500円)や「立体ラバーキーホルダー ファミマカフェ」(1400円)などのグッズも期間限定で展開する。
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