楽天・吉井新監督の就任会見で〈名札・握手・マイクなし〉晒された石井GMの“置き物”感と危うい立場

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2026年06月19日 07:00  週刊女性PRIME

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楽天・吉井理人監督、石井一久GM

 6月17日、東北楽天ゴールデンイーグルス・吉井理人監督(61)の就任会見が行われた。

「急に強くなるとは思っていませんが、一生懸命やっていきますので、長い目で見てくれたらありがたいかなと考えております」

 同日に行われた「セ・パ交流戦」阪神タイガースとの最終戦でも敗北し、パ・リーグ最下位に落ち込むチームだけに、そんな本音ものぞかせた吉井監督の就任会見。そこには三木肇前監督「休養」の責任を負うべきGMの姿はなくーー。

 会見冒頭、壇上の席に着いたのは吉井監督と三木谷浩史オーナー(61)。「経験値が高く、新しいことに取り組める人材」とのオファー理由を明かした三木谷オーナーは、以降もチームを立て直すビジョンを自ら示してみせた。

 この後、テーブルが一旦下げられてフォトセッションに臨んだ両名。オーナーから背番号「81」のユニフォームを着せられると、がっちり握手を交わして笑顔でカメラマンに応じる新監督。就任会見ではよく見かける光景だ。

 しかしながら本来、この場にいるはずの、いや、いなくてはならない人物の姿はなかった。実質的な球団トップとして編成に携わる石井一久GMだ(52)。例えば今季より日本球界に復帰した前田健太投手(38)の楽天入団会見では、「18番」のユニフォームを着せたのも石井GM。

 そんな“人事”発表の際にはいるべきGMが、まさかの“雲隠れ”か。

司会者に名前を呼ばれぬまま登壇

 フォトセッション終了後、質疑応答のために再び整えられたステージ。テーブルには、後から気づいたように用意された「3つ目の椅子」。が、司会者から呼ばれたのは「それでは三木谷オーナー、吉井監督にご登壇をお願いします」やはり、先の2名のみ。

 再度、登壇する2人から遅れて、袖からひょっこりと顔をのぞかる3人目の人物が。1人だけ名前を呼ばれない状況に、自身も登壇する手筈を承知していないのか、スタッフに促されて挙動不審な動きで着席する石井GMだった。が、テーブルには三木谷オーナー、吉井監督の「ネームプレート」が立てられるも、GMのは用意されず。

 三木谷オーナーが構わずリーグ戦への意気込みを語り終えると、ようやく司会者から「これより石井GMにも加わっていただきます」とここで初めて紹介されたのだ。

 以後、約20分間にわたって記者と質疑応答を交わしたのだが、チームを指揮する吉井監督が答えるのは当然として、マイクを交互に握り続けたのは三木谷オーナー。一方で、一切話に加わることなく、目も虚ろに視線を泳がせ続ける石井GM。すると、

「イーグルスが何ができて、何ができていないのかをしっかり見極めて。もちろん私1人の力ではできないのはわかっていますので、ここにいる石井GMの力を借りて、スタッフ、コーチ陣もイーグルスのことをよく知っている人はたくさんいると思うので、コミュニケーションをとりながら、前に進んでいけたらなと考えています」

 “置き物”のようなGMを見かねたのか、ヤクルトスワローズ時代では後輩だった“上司”を気遣うように話題を隣りに振る吉井監督。それでもGMは小さくウンウンと頷くのみで、結局はひと言も発することなく質疑応答は終了。

 あらためて球団トップの3人で握手を交わすこともなく、降壇時に何やら新監督に一声かけて場を後にするGMだった。

 球団の重役に就きながらも「ネームプレートなし、握手なし、会話なし」の会見に出席した石井GM。まるで借りて来た猫のように、おとなしく居座り続けるだけだった姿に、「楽天の体質を表しているようです」とは、パ・リーグ球団を取材するスポーツライターの見解。

会話どころか、視線すら向けられず

「会見では、むしろ吉井さんよりもマイクを持つ時間が多かった三木谷オーナー。J1リーグ『ヴィッセル神戸』でも、オーナーとして辣腕を振るって強豪チームに変化させただけに、会見でも“フィジカル、メンタル、メカニクス”といった専門的、科学的視点からの持論が目立ちました。

 これだけの知識を持ち、さらに成功体験もあるオーナーだけに“現場介入”が囁かれてしまうのも無理はなく、石井さんもGMの立場とはいえ、オーナーの“言いなり”になっている現状があるように思います」

 三木谷オーナーが球場を訪れる際には“腰巾着”のようについて回り、アテンド役に徹している石井GM。その時に聞いているだろう“アドバイス”を、監督やコーチら首脳陣に良かれと伝えているのかもしれない。

「ただ会見で気になったのが、三木谷オーナーが石井さんに話させるどころか、視線すら向けようとしなかったこと。楽天球団のHPでも早速、就任会見の様子が伝えられていますが、石井GMも立ち会った質疑応答には触れず、掲載されたのもオーナーと監督の写真だけ。さも、GMはいないかのような扱いです。

 いつまでも結果を出せないGMに、さすがのオーナーも我慢の限界なのか。6月19日から再開されるリーグ戦で再び負けが込むようであれば、今度は監督ではなく、GMの責任を問われるのではないでしょうか」(前出・スポーツライター)

 GMといえば聞こえはいいが、楽天的な気持ちで務まる仕事ではなさそうだ。

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