高速道路で執拗なパッシング…あおり運転の被害者が最後に見た“痛快な瞬間”「自業自得ってこういうことですね」

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2026年06月19日 09:00  日刊SPA!

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※写真はイメージです(画像生成にAIを利用しています)
 ニュースなどで頻繁に取り上げられる「あおり運転」。被害者の精神的苦痛は深刻であり、トラウマにもなりかねない。
 自動車損害保険を扱うチューリッヒ保険の『2025年あおり運転実態調査』によれば、5年以内にあおり運転をされたことがあるドライバーは34.5%であった。

 また、遭遇したあおり運転は、「後方から激しく接近された」が最多の84.3%。あおり運転された際の対処方法は、「道を譲った(51.1%)」、「何もしなかった(28.8%)」が上位を占め、あおり運転に遭遇しても、冷静に対応するドライバーが目立つことがわかった。

 今回は、悪質なあおり運転によって恐怖を味わったという2人のエピソードを紹介する。

◆バックミラーいっぱいに迫る大型トラック

 田中由美子さん(仮名・40代)が今でも忘れられないのは、家族で出かけた際に遭遇した“あおり運転”だ。

「普段は夫が運転することも多いのですが、その日は私が運転していました。片側一車線の一般道を走行中、後ろから大型トラックがものすごい勢いで近づいてきたんです」

 トラックは追い抜くこともなく、車間距離はほとんど空けずにぴったりと後ろについたままだったという。

「バックミラーを見るたびに、大きなトラックが目前まで迫ってきました。1車線なので、もちろん別の車線へ逃げることもできません。ハンドルを握る手には汗がにじみ、胸はずっと締めつけられるようでした」

◆夫がかけた一本の電話で状況が一変

 そんな状況の中、助手席にいた夫は冷静だったようだ。夫は、トラックの会社名や車両番号をしっかりとメモしていたという。

「私がパニック状態に陥るなか、主人が『これは見過ごせない』と言っていたのを覚えています」

 無事に目的地に到着すると、夫はトラックの運送会社へ電話をかけた。事情を説明すると、担当者は真剣に話を聞き、すぐに謝罪したという。

 さらに、車両番号から運転手を特定し、本人へ厳重注意をすることも約束してくれたそうだ。

「『運転手本人に重々言って聞かせます』と言ってくださって、少し気持ちが楽になりました」

 もちろん、怖かった記憶が消えたわけではない。それでも、会社が誠実に対応してくれたことで救われた気持ちになったそうだ。

◆高速道路で始まった悪質なパッシング

 加藤美香さん(仮名・30代)が恐怖を感じたのは、数年前の週末に高速道路を走っていたときのことだ。

 追い越し車線を走っていた加藤さん。周囲の交通量は多く、走行車線も車で埋まっていたという。すると、バックミラーに白いセダンが映り込んだ。

「ものすごいスピードで近づいてきたんです。異常なほど車間距離を詰めてきたうえ、何度も激しくパッシングを繰り返してきました。さらに、左右へ車体を揺らしながら威嚇するような動きも見せてきたんです。一歩間違えたら事故になると思い、心臓がバクバクしていました」

 すぐに走行車線へ移りたかったものの、左側にも車が連なっており、なかなかスペースが見つからなかったそうだ。

◆逃げ込んだ先にはまさかの…

 加藤さんは、後ろから迫るセダンにあおられ続けながら、必死に逃げ道を探していた。

「次のパーキングまでなんとか行こうと思っていました」

 そんなとき、走行車線に車1台分ほどの隙間ができた。加藤さんはウインカーを出し、そのスペースへ滑り込むように車線変更したという。

 その直後、加藤さんは“まさかのこと”に気づいた。

「私の1台前を走っていたシルバーのクラウンが、実は“覆面パトカー”だったんです。そのときは、まったく気づいていませんでした」

 一方、あおり運転をしていた白いセダンはそんなことを知らず、最後の威嚇をするように加速していった。すると覆面パトカーは赤色灯を出し、けたたましいサイレン音を鳴らした。

「覆面パトカーはスピーカーで『前の車、次のパーキングに入りなさい!』と言い放ちまして……。悪質なドライバーは、あっけなく取り締まられました。自業自得ってこういうことですね」

 白いセダンは、そのままパーキングエリアへと誘導されていったようだ。加藤さんの恐怖と怒りでいっぱいだった気持ちは、一気に晴れたという。

 もしあおり運転に遭遇した場合は、自身も安全運転を心がけるとともに、冷静な対応を忘れないようにしたい。

<取材・文/chimi86>

【chimi86】
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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  • センチュリーの黒に乗れば煽ってくる馬鹿タレはいなくなるよ。
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