<中卒でもいいんじゃ?>勉強も部活もやる気なし。努力しないわが子を私立高校に行かせる意味ある?

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2026年06月19日 13:30  ママスタセレクト

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2026年度から制度が変わり、所得制限なしの高校授業料無償化がスタートしました。授業料が公立高校では実質タダ、私立高校も年間最大45万7,200円までが支援されます(いずれも全日制の場合)。これまで費用の高さから諦めていた私立高校を、進学先の新たな選択肢に加えることもできそうです。とはいえ授業料以外にも公立より何かと費用がかかりがちなのが、私立。同じ条件の高校であれば、私立よりも公立に進学してほしいと考える家庭もあるでしょう。
参考:文部科学省|高等学校等就学支援金【新制度】

公立高校ならまだしも、私立はお金がかかる。納得できない!



中学生のお子さんの進学先についての投稿が、ママスタコミュニティにありました。
『「勉強わからなーい」と努力せずにいるから、公立は無理。スポーツ推薦で声が掛かっている私立高校もあるけど、本人にやる気なし。塾も部活も面倒くさい。でも「好きなことがしたいから、高校には行きたい」と言う。今の学力的には私立しかないけど、努力もしないくせに進学するつもりなのがすごく癪に障る』
とにかくすべてにおいてやる気がないという、投稿者のお子さん。私立高校への進学費用がないわけではないけれど「わざわざ高いお金を払って、私立に行かせる意味がある?」と思ってしまうのだそう。周囲には「それでも高校には行かせるべき」「私立で高額であっても、お金を出すのは親の義務」と諭されているといいますが……?
『うちの地域は、公立でもかなり偏差値の低い高校もある。多分だけど、どこかしら入れる公立はあるよ』
地域によってはいまだに「公立信仰」的なものが根強いところはあるでしょう。この方も指摘するように、大半の地域には学力の低い子に合わせた公立高校が存在するはずです。それでも「私立しかない」と断言してしまうのは、よほどの低学力? 投稿者さんによれば「これまで塾に行かせたりもしている」というのでそこまで壊滅的な成績とも思えませんが、選択肢が少ない地域もあるのでしょう。

スポーツ推薦は、やる気ある子のためのものでは?


望みがあるとすれば、スポーツ推薦で声を掛けてくれているという高校です。おすすめするコメントもありました。
『推薦をもらえるということは、スポーツを頑張っているのでは? 毎日スポーツに時間を費やしていたら、その分勉強する時間が削られるのは仕方ないよ』
「スポーツ推薦で高校大学まで進学した知り合いは、受験勉強をしたことがないと言っていた」という声もありました。勉強以外で頑張っていることがあれば、それを認めてくれる学校もあるようです。
ただ、投稿者のお子さんは「やる気なし。上を目指す姿勢もなく、努力をしない」。努力をしなくても推薦がもらえるのは、天賦のスポーツの才能があるのでしょうか。
『スポーツ推薦校は、やる気がないなら絶対に後悔する。避けたほうがいい』
スポーツ推薦で進学した家庭をいくつも見てきたらしいママは、「勉強しなくても進学できるからという理由で入学した子たちは、中退率がかなり高いです」と教えてくれました。そのスポーツが好きで「集中してプレイできるから」といった前向きな理由で進学するならともかく、「勉強したくないから」という後ろ向きな理由での進学となるとどうでしょう。ハードな練習にすぐ音を上げてしまう姿が想像できます。そもそも学校側にしてみれば、その子がスポーツで活躍してくれることを期待しての「推薦」のはず。仮に期待に応えられなかったとしても、最低限求めたいのは努力する姿勢です。それさえない子が、スポーツ推薦で進学する意味はあるのでしょうか。仮にお子さんに天賦の才能があったとしても、それだけで通用するのはせいぜい中学校レベル。さらなる上を求められる高校スポーツの世界では、行き詰まってしまうかもしれません。

誰もが向上心を持てるわけではない。あと少し猶予を



スポーツ推薦はやめておいたほうがよさそう。公立高校は学力的に厳しい。私立高校には行かせたくない。となればお子さんには進学せず中卒で就職、というルートしか残されていないことになります。
『どれだけ出来の悪い子でも最低限高校に行く道を作ってあげるのが親の責務では? 本人が進学しない、中退するのは自由だけど、親が「行かせない」と決めるのはナシだと思う』
同じように「中卒は避けたほうが」といったアドバイスが多数寄せられました。家庭にのっぴきならない事情がある、もしくは本人が強く望むのなら別ですが、今の世のなかの仕組みを考えると将来の可能性がグッと狭くなるのが中卒かもしれません。
『みんながみんな常に努力して向上心を持てるわけでもないからね。「努力しなければ高校に行かせない」と思う気持ちはわかるけど、本人がやる気を出してから高校に行かせるのでは遅いのでは』
進学したい高校を目指して、受験勉強を頑張る。投稿者さんは中学生にそんなイメージを持っているのかもしれませんが、そうではない子たちだっている……。いえ、むしろ多数派かもしれません。
『うちもそんな感じで、私立高校に進学。学費も塾代も無駄にしか思えなかったけど、高校の途中で目覚めたのか大学進学のために自ら動くようになったよ』
高校卒業時には、感謝の言葉までくれたそう。逆に子どもの立場からのコメントもあり、「やる気のないまま私立学校に行っていたけれど、今になって母が無理にでも進路を導いてくれたことに感謝している」とか。見た目はほぼ大人に近い中学生であっても、まだまだ中身は幼いままという子もいます。自分の将来をしっかりイメージできないのも無理はありません。今のお子さんに将来を見据えたやる気や努力を求めても、どうにもならないのではないでしょうか。
コメント欄にはお子さんが高校生になり、成長するなかでやる気を出した体験談も複数ありました。中学生でお子さんを見限るのは、少し早すぎる気がします。今は私立でも公立でもとにかく進学させ、将来をイメージできるまでの猶予をあげてはいかがでしょう。幸い、今は支援金もあります。いっそこの新制度を「わが子のためにできた」と考え、あと少しその成長を見守ってあげてほしいです。

文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・Ponko

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