
東京を代表する観光地・浅草寺。その仲見世商店街と交差して延びる伝法院通りにあった「浅草伝法院通り商栄会」の解体工事が始まり、SNSでさまざまな声が上がっている。
浅草伝法院通り商栄会は衣料品や小物雑貨などを扱う店舗が32店舗連なり、昭和レトロな雰囲気が観光客からも人気だったが、約40年にわたり区道を不法占拠している状態で台東区から退去を求められていた。
地元でも意見がわかれていた
台東区の公式ホームページに掲載されている「伝法院通りの不法占有状態に対する訴訟の提起について」というページに記載されている経緯では、2014年に商栄会役員等に区が説明会を開催。
2018年に店舗の道路占有は違法状態であることを伝えると共に、店舗退去についての話し合いの申し入れをした後は、話し合いが続けられてきた。
しかし理解を得ることができなかったことで、2022年1月に東京地方裁判所に提訴。昨年末に和解が成立し、今年5月末で営業を終了させ、7月末までに場所を明け渡すことになった。
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あるXユーザーが解体工事中の写真を添えて、
《昭和感のあった浅草・伝法院通り店舗の解体作業がはじまっていました》
と報告すると、
《なんだか寂しいねェ》
と風情ある景色が消えることに残念がる人がいる一方、
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《「昭和感」といっても悪い意味での色合いが強いと思っていたので、アイツらが退かされたのは祝したい》
という声も。そこで現在のようすを確認するため、記者が6月25日に現場を訪れた。解体作業は六区側から始まっており、3分の1程度が工事に取りかかっている状態だった。
近くで営業する店舗の店員によると工事は事前の告知通り6月20日から始まっており、「今月中には終わると聞いている」とのこと。
台東区に聞いた今後の活用法は
立ち退きすることに対して地元民の反応については、
「寂しいと言う人も、嬉しいと言う人もどちらもいる」
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と、地元でも意見が割れていると明かしてくれた。
工事の予定と今後について、台東区都市づくり部道路管理課に話を聞いた。
「工事の終了時期に関しては進行具合にもよるので明確にはお伝えできませんが、来月中旬から下旬にかけて終了予定と聞いています」(担当者、以下同)
今後については、
「もともと車道だった場所にお店が建てられたもの。本来、道路に建物は建てられないため、撤去後は区道として使用していきます」
新しく店などが建つ訳ではないと語った。風情ある景色が消えてしまうのは寂しい部分もあるが、現在9mの道幅が工事終了後は道幅が11mほどになるというだけに、日常的に伝法院通りを利用する地元民にとっては快適になりそうだ。
