東京都内のタワーマンション群=2025年12月 不動産経済研究所は21日、2026年1〜6月に首都圏(1都3県)で発売された新築マンションの1戸当たり平均価格が前年同期比13.1%上昇の1億135万円となり、最高値を更新したと発表した。上半期として1億円を突破するのは初めて。東京23区の高額物件や、都心部に近い周辺エリアが価格上昇をけん引した。
微減した埼玉県を除き、東京23区、東京都下、神奈川・千葉両県でいずれも最高値を記録した。東京23区は9.1%上昇の1億4249万円と過去最高を更新し、上半期として4年連続で1億円台を付けた。船橋市で高額マンションが発売された千葉県は56.8%上昇の8997万円だった。
建築費高騰や東京23区でのマンション用地不足により、都心部周辺エリアの物件が増加し、人気も高まっている。松田忠司上席主任研究員は「秋に多少価格が落ち着いても、(首都圏で)1億円に近い水準で推移する可能性は十分にある」と指摘した。