コンビニトイレ借りたら買い物する?しない?1日約100万人の利用で負担…“無料サービス”にも限界【Nスタ解説】

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2026年07月24日 21:08  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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身近で便利なコンビニエンスストア。そのトイレをめぐり、利用者とトラブルになり、経営者の夫婦が逮捕される事件が起きました。
多くの人が利用する、コンビニトイレの課題についてお伝えします。

【写真で見る】1日のトイレ利用者は約100万人 トイレットペーパーの消費量は?

コンビニのトイレを使ったら買い物する?しない?

蓮見孝之キャスター:
「コンビニにトイレがあって良かった」と思った経験はありませんか。

コンビニのトイレを利用した際に「お礼」として買い物をするのか、それとも買い物をせずに使うのか。

ライフスタイルメディア「TRILL」が調査したところ、▼買い物をすると回答した人が約7割。▼買い物はしないがトイレは使うと回答した人は3割近くいました。

【コンビニトイレ 借りたときお礼として買い物はする?】
▼する:72%
▼しない:28%
※ライフスタイルメディア「TRILL」/クラシルより(対象:全国18歳以上の男女300人 今年6月調査)

それぞれの意見として、以下のような声がありました。

▼買い物する
40代女性「さすがにトイレだけは申し訳ない」
40代女性「下水道を勝手に使っているので、安いお菓子でも必ず買う」
50代男性「店員に『トイレだけ借りていくんだ』という目で見られるのがいや」

▼買い物しない
20代女性「100円くらいの買い物は、かえって店員の手間になる」
70代男性「コンビニの無料サービスと割り切っている」
60代男性「借りる時と店を出る時にお礼は言うけど買わない」

いつから始まった?コンビニのトイレサービス

蓮見キャスター:
そもそも、コンビニエンスストアのトイレサービスはいつからあるのか、「ローソン」に聞きました。

元々トイレはバックヤードに従業員用トイレがあるのみだったそうです。ごく稀に、お客さん側から「使いたい」と言われて貸すことはあったといいます。

1997年以降、「いつでも利用したい」という声から、トイレ開放を宣言して、お店の中に新設するという動きにつながりました。

1日のトイレ利用者は100万人 トイレットペーパー代や水道・電気代は店側の負担

蓮見キャスター:
コンビニのトイレ利用実態について、「ローソン」の調査によりますと、全国に約1万4000店舗を構えており、1日のトイレの利用は2025年11月の試算で約100万人です。

年間で消費するトイレットペーパーの量は、約1000万ロールです。8ロール約500円のトイレットペーパーを買うとすると、単純計算で6億超になります。当然この費用は、お店側の負担です。

トイレットペーパー以外にも、水道代、電気代、スタッフが行う清掃点検(1日10回/店舗によって異なる)などの負担もあります。

いろいろな負担があることを、どこか心に留めておいてほしいと思います。

また、「ローソン」によると、トイレを使うなら買い物をしなければならないわけではありません。しかし、買い物をしてもらうことによって、収益の一部をトイレの維持・メンテナンスにあてられるという側面もあるということです。

市とコンビニでタッグ!コンビニトイレ“公共化”へ

蓮見キャスター:
店側の負担を軽減する動きもあります。

横浜市では、市とコンビニ(市内2店舗)でタッグを組み、2024年5月以降、1店舗あたり1年間で7万8000円〜9万6000円を補助しているということです。

市内2店舗に補助している理由は、対象のコンビニを公共トイレにすることで、気軽に利用でき、横浜市としてトイレ不足の解消に繋げたいためだということです。

横浜市がコンビニに着目した理由は、トイレを新設する場合、立地事情もあり、家一軒分に相当する数千万円の費用がかかるためです。そのため、既存のトイレをしっかりと有効利用していきたいということです。

「貸してもらって当たり前になっている」当たり前ではないサービス

蓮見キャスター:
トイレの課題だけでなく、私たちが当たり前のように使っているコンビニのサービスは、他にもあります。

【変化する“コンビニのサービス”】
▼ごみ箱
家庭ごみを出す人もいるということで、屋外から店内設置の動きも

▼灰皿
設置は各店舗の判断。受動喫煙や環境面の配慮で置かない選択をする店舗もあります。

▼駐車場
店利用せず停車し、トラブルも

日比麻音子キャスター:
どういったことにも人の手がかかり、時間を費やしてくれているというイメージを膨らませて、コンビニエンスストアを使っていきたいですね。

蓮見キャスター:
元コンビニ店長で流通ジャーナリストの渡辺広明氏は、「日本は貸してもらって当たり前になっている。貸し出せなくなるリスクも考えるべき」と話しています。

山内あゆキャスター:
海外に行くとお店でトイレを貸してもらえるケースはすごく少ないので、日本は特別だということを意識しないといけないですね。

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