※画像生成にAIを使用しています 結婚するとどうしても増えてくる義実家との関わり。お互いに心地よい距離感を保てたら理想的ですが、現実はそうもいかない場合が多いものです。もし、義母からの“お願い”が徐々にエスカレートしてきたら、あなたならどうしますか?
アキナさん(仮名・35歳)は、夫のサトシさん(仮名・40歳)と5年間の交際を経て昨年めでたく結婚しました。そんなアキナさんには、結婚前にサトシさんに強くお願いした「ある条件」があったと言います。
「私は今の仕事がすごく大切なんです。だから子供ができても働き続けたいし、『共働きのままで、家事や育児はふたりで協力する』ということを、結婚前にしっかり約束してもらいました」
デザイン関係の仕事をしているアキナさんにとって、それは昔からの夢であり、努力してようやく手に入れたポジションでした。
◆最初は良好だった関係。しかし徐々に…
新居は義実家の近くで、週に1回ほど顔を出す関係。サトシさんは義父母が遅くに授かった一人息子で、2人ともすでに70代後半でした。
「お年なので、時々様子を見に顔を出すようにしていました。お邪魔した時に私がご飯を作ったりすることもありましたね」
義母も最初は「素敵な仕事ね」「貯金することは大切よ」と、共働きに好意的な姿勢を見せており、ある程度の距離を保ちながら良い関係が築けていたそうです。
しかし、結婚して半年も経つと、徐々に義母との関係に変化が訪れます。家が近いのをいいことに、義母はなにかとアキナさんを手伝いに呼び出すようになったのです。
「義父はまだ仕事をしていますが、義母は専業主婦で時間があることもあり、私に家事などをよく頼むようになりました」
さらに義母は、度々アキナさんに「そろそろ子作りに専念したら?サトシはちゃんと稼いでるんだし」「家のことはちゃんとやってるの?やっぱり女性はいつもお家にいた方が…」と、やんわりと”家庭に入れ”の圧をかけてくるようになったのです。
「最初から“家庭に入る”というような人生プランは立てていませんし、仕事は一生やっていくつもりです。義母の言うことはうまくかわしていましたが、頻繁に言及されるようになって正直うんざりしていました」
◆「俺の方が給料高いんだし」夫からの信じられない一言
そんなある日、サトシさんのスマホに義母から電話がありました。「最近ご飯の準備が大変で。毎日じゃなくてもいいから、夜だけでもアキナさんにお願いできない?」と、夕ご飯の支度を頼んできたのです。
「働いてるのに無理に決まってるじゃない!」とアキナさんは反発しましたが、味方であるはずのサトシさんの口から出たのは信じられない言葉でした。
「それくらいやってあげてよ。食費は俺のカードで払っていいから。俺の方が給料高いんだし」
さらに「アキナは仕事減らしても良いんじゃない?家のことやってくれた方が俺も母さんも助かるんだし」とまで言ってきたのです。
「結婚前と言っていることがあまりに違って、すごく腹が立ちました。あんなに『仕事を優先していい』って約束したのに…」
仕事はアキナさんの人生において最も大切なもの。それを変えるつもりはないと常々伝えていたはずでした。
「しっかり理解してもらって結婚したはずだったのに。こんな簡単にそんなことを言い出すなんて、本当にひどいと思いました」
どうやってキツく言い返そうかと思ったアキナさんでしたが、ふと、その瞬間にある策を思いついたのです。
「…わかった。じゃあ時々作りに行くけど、疲れたらやめるからね」
夕ご飯作りに関して一旦は承諾したフリをして、アキナさんは密かに作戦を実行することを決意します。
◆高級食材で反撃開始!「ケチな夫」の反応は…
約束の翌日、アキナさんが義実家の食卓に用意したのは「しゃぶしゃぶ」でした。
「しゃぶしゃぶにはすごく上質なお肉を使いました。もちろん野菜やタレも、良いものを買わせていただきました」
せっかくなので皆で食べようと、アキナさん夫婦も義実家で夕食を囲むことに。すると、並べられた料理を見たサトシさんが不安そうな声をあげました。「ちょっと…、この肉高いんじゃない…?」と。
「実は夫は本当にケチで、浪費が大嫌いなんです。『こんなに高いもの買わないでよ』と声をひそめて言うサトシに、『お義母さまもお義父さまもお年なんだから、いいものを食べさせないとだめよ』と当然のごとく反論しました」
その後も2〜3回、アキナさんはそのような“上質な夕ご飯作り”を繰り返しました。
「油やスパイスも上質なものにこだわって作ったんです。高級な食材をじゃんじゃん買って作るのは、ストレス発散にもなって楽しかったですね」
購入した食材のレシートは、あえてサトシさんが目にするところに置いておきました。
「レシートを見るたび、サトシがどんどん焦っていくのがわかりました」
「え〜?これ買う必要あった?」とか「うわ!こんな高い果物いらないって!」とぼやくサトシさんを、アキナさんは「お義母さまたちに変なものを出せないわよ」の一点張りで上手にスルーし続けました。
◆夫からの「鶴の一声」で作戦は大成功
そしてついにある日、耐えきれなくなったサトシさんの方から音を上げました。
「お母さん、家事とかサボると早くボケるらしいよ!認知症の予防のためにも自分でご飯作った方がいいって!アキナも働いていて忙しいんだよ。こっちのことも考えてよ!」
「義母は基本的に、かわいい一人息子である夫の言うことには敏感で、素直なんですよね」
「…そうねえ。認知症になるのは困るわね!アキナさん、忙しいのに頼んでごめんなさいね」と、サトシさんからの鶴の一声に、義母はあっさりと自分で家事をするようになったのだとか。
アキナさんの思惑通り、作戦は大成功。「俺の方が稼いでるんだから」とモラハラ気味だった夫の鼻をへし折り、義母の干渉も防ぐという見事な一石二鳥の結末となりました。
結婚前の約束を忘れ、妻を家政婦扱いしようとする夫には、言葉で抗議するより「お財布へのダメージ」でわからせるのが一番効果的だったのかもしれません。
<文/女子SPA編集部>
【女子SPA!編集部】
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