2025年9月10日、静岡県伊東市議会に解散を通知する田久保真紀市長(右手前) 静岡県伊東市の田久保真紀前市長(56)の学歴詐称を巡り、解散権の違法な乱用で市議選が実施されたとして、市民グループが31日、前市長に選挙費用約4950万円を市が請求するよう求め、杉本憲也市長を相手取る訴訟を静岡地裁に起こしたと発表した。提訴は30日。
前市長は昨年9月、不信任決議の可決を受けて議会を解散し、10月の市議選を経て2度目の不信任決議で失職した。今年3月、卒業証書偽造の有印私文書偽造などの罪で在宅起訴された。
訴状で、前市長の議会解散は制度の趣旨に反した解散権の乱用で、違法と主張。市は巨額の損害を被ったにもかかわらず、賠償請求権の行使を怠っていると訴えた。