AIがIT運用を自動化する時代へ。アクロニスが描く「自律型IT」とは?

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2026年08月03日 13:01  BCN+R

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アクロニス、MSPにおけるAIによる「自律型IT」推進を目指す新機能を発表。「Acronis Cyber Platform」上で提供
 スイスのアクロニスは現地時間の7月30日に、保護・インフラストラクチャ・管理・ビジネスインテリジェンス・自律実行を単一のユーザーエクスペリエンスに統合した、新機能を発表した。

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●AIと人が協働する新しいIT運用モデル

 今回発表された新機能は、同日に開催されたオンラインイベント「Acronis Accelerate: 自律型ITへのロードマップ」にて紹介されており、1月以降にアクロニスから発表およびリリースされた、一連の主要製品群が基盤となっている。

 具体的には、マネージドサービスプロバイダ(MSP)が運用上の負荷を軽減するとともに、新たなビジネス機会を見出し、複雑化するワークフローの自動化を可能とすべく、AIネイティブな「Acronis Cyber Platform」において、「Acronis Cyber Console」「Acronis Cyber Intelligence」「Acronis Service Desk」「Acronis Cyber Studio」という、4つの連携機能を統合する。

 「Acronis Cyber Console」は、保護・管理・自動化・インフラストラクチャを統合することによって、技術担当者、ビジネス部門、AIエージェントに対して単一のユーザーエクスペリエンスを提供する、AIネイティブなMSP向けワークスペース。

 「Acronis Cyber Intelligence」は、運用・顧客契約・保護対象エンドポイントを可視化する、実行につながるインテリジェンス層。サービス提供にあたってのギャップや、潜在的な収益機会を特定するほか、問題の予測、チケット件数の削減、迅速な意思決定を支援するよう設計されている。

 「Acronis Service Desk」は、アラートや関連情報の過多に対応するための、自動エンリッチメント・分析・修復を行う自律型チケットワークフロー。拡張可能な連携機能を通じて、MSPのテクノロジーエコシステムの全体から、コンテクストやアクションをサービスデスクのワークフローに取り込めるようにする。

 「Acronis Cyber Studio」は、決定論的なエージェント型ワークフローを作成・制御するためのワークスペース。MSPのチームは、実行状況の可視性、ガバナンス、制御を維持しつつ、自然言語を用いて自動化やAIエージェント主導のプロセスを設計できるようになる。

 これらの機能は、MSPが可視性の向上とAI支援による意思決定から、プロアクティブなインテリジェンス、ワークフローの自動化、統制された自律実行へと段階的に進めるよう設計されている。ネイティブに統合された単一プラットフォームを通じて提供され、AI、サービスデスク、自動化など個別にソリューションを管理する際の複雑さ、連携負荷、コンテクストを切り替える手間を軽減してくれる。

 あわせて同イベントでは、VMwareの元CEOであり、アクロニス取締役会の元会長でもあるポール・マリッツ(Paul Maritz)氏が、インフラストラクチャの刷新や移行を検討するMSP、および企業向けのプラットフォームとして、VMwareおよびMicrosoft Azureから、アクロニスが提供するAcronis Cyber Frame CloudまたはAcronis Cyber Frame Localへワークロードを移行するための統合ワークフロー「Acronis Cyber Frame」を紹介した。

 さらに、Constructor GroupおよびVirtuozzoと共同で、独立組織であるConstructor Fabric Foundationが管理する、Apache 2.0ライセンスのオープンソースソフトウェアデリバリープロジェクト「Constructor Fabric」も発表している。同プロジェクトは、SaaS向けのオープンソースAIファブリックとして、再利用可能なコンポーネント、運用の自動化、生産性の測定・分析機能を備えており、AIによるソフトウェアのエンドツーエンドでの定義、構築、実行を可能にする。

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