


美容院を出ると、時間はまだ13時でした。久しぶりに買い物をして、あまりの暑さにスマホアプリでタクシーを呼ぼうとしたら……。ものすごい数の着歴とメッセージの通知に気付きました。そして内容を見た私は、目を疑ったのです。

「サクラの迎えに行ってきます」? どういうこと……!? 全身から血の気が引く思いでした。タクシーで急いでシホちゃんの家に到着すると、外にまで赤ちゃんの泣き声が聞こえます。急いで鍵を取って、開けて入りました。


シホちゃんの家に着いたときの、全力で助けを求めるようなココアの大きな泣き声……。今思い出しても、心が引き裂かれそうです。こんなに小さな赤ちゃんを置いて出かけてしまうなんて! その神経がそもそもおかしいし、あり得ません。私は怒りに震えました。
せっかく美容院へ行って、買い物もしてリフレッシュできたのに、シホちゃんのせいで台無しです。今まで義妹として信頼していたシホちゃんでしたが、もう完全に信用できなくなったと思っています。
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