
私はあの日、まずは経済的に自立しようと決めたのです。そして子どもたちに悪影響を及ぼす可能性を考え、悪態をつくのはやめました。夫も義両親も私に対する後ろめたさがあったようで、こちらの謝罪を快く受け入れてくれたのです。


子どもたちのために、安易には動けません。だからこそ私は綿密に計画をして、「大義名分」を振りかざしてこの家を出ようと思ったのです。もし中学受験が無理なら高校でと考えていました。義実家からはどの高校も遠いからです。

子どもたちが義実家から離れた学校に行くときがチャンス。それまではなんとしても家の購入は阻止しないと……。近くの公立中学は人数が少なくて部活動もあまりなく、私立中学の魅力を伝えると子どもたちも受験に乗り気になってくれました。必ずしも全部が思いどおりにいくとは思っていませんでしたが、ハルに続いて無事にダイも私立S中学に合格しました。
そして「子どもたちのため」という大義名分をかざして引っ越しを提案すると、ついに夫はボロを出したのでした。
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