

教室の先生もサクラに保冷剤をくれるなど、できるかぎりの対応はしてくれたようです。水分補給もできていたので、幸いサクラの体調に影響はありませんでした。しかし私たちが帰宅すると、義姉がすごい剣幕で怒鳴ってきました。



義姉はココアちゃんを抱きしめ、鬼の形相でヒステリックに叫んでいます。「もし大地震があったらどうしたの? 隣の家が火事になったら? ココア、死んじゃうじゃない!」私が何か言おうとしても、聞きたくもないといった様子です。


義姉は相当怒りながら帰って行きました。生後3か月の赤ちゃんをひとり家に置いて出かけた私の神経がおかしいと言うのです。全面的に私が悪いと断言されて、思わず「やっぱり私がいけなかったのかな……」と落ち込んでしまいました。
そもそも義姉が時間どおりに戻ってきてくれてさえいれば、こんなことにはならなかったのです。けれど義姉によると「そういうことじゃない」そうです。私だってやりたくてやったわけじゃないのに……。親になる資格がないとか、どうしてそこまで言われないといけないのでしょうか。
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