イギリス王室との確執も…ヘンリー王子夫妻6年ぶり帰国 なぜ今“Uターン”?2つの大きな要因と公務への復帰は【Nスタ解説】

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2026年08月27日 20:31  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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イギリス王室の主要公務から退き、アメリカに移住したヘンリー王子とメガン妃が、6年ぶりにイギリスでの生活を始めました。
王室やメディアとの確執が伝えられてきた2人ですが、国民はどう受け止めているのでしょうか。

【写真を見る】王室復帰はある?ヘンリー王子夫妻6年ぶり帰国の背景

なぜ今“Uターン”帰国? 王室ジャーナリストの見解は

JNNロンドン支局 加賀千草 支局長:
イギリス・ロンドンから中継でお伝えします。こちらは現地時間午前8時半ごろで、私の後ろには、チャールズ国王らが拠点にしているバッキンガム宮殿があります。

しかし現在、ヘンリー王子とメガン妃の到着について、公式なコメントなどは出されていません。沈黙を守っているという状況です。

山形純菜キャスター:
なぜヘンリー王子一家は6年ぶりに帰国することになったのか、その経緯をみていきます。

ヘンリー王子は2018年に結婚。2020年に王室の公務を退いてから、アメリカのカリフォルニア州に移住しました。

そして先週、「6年ぶりにイギリスに帰国する」という報道が出て、現地時間26日昼にイギリスのバーミンガム空港に到着したということです(英・テレグラフ紙より)。

なぜ、ヘンリー王子夫妻は突然の帰国となったのでしょうか?

JNNロンドン支局 加賀千草 支局長:
イギリス国内でも、帰国の理由についてはさまざまな憶測が飛び交っています。

私たちは今回、ヘンリー王子が10代の頃から20年にわたって取材をしている王室ジャーナリストに話を伺いました。

ヘンリー王子を20年取材 王室ジャーナリスト ダンカン・ラーコムさん
「理由はいくつか組み合わさっていると思いますが、子どもたちをイギリスの学校に通わせたいというのは、おそらく一つの要因だと思います。アメリカの学校は、ヘンリー王子が受けたような教育とは大きく異なります。それは彼らも念頭に置いている要因の一つでしょう。

ヘンリーは父親のことを明らかに心配しています。彼(チャールズ国王)はまだ、がんと闘っていますから。

ヘンリーは数か月前に、『父にあとどれくらい時間が残されているかわからない』と言っていました。ヘンリーとメガンがイギリスに戻ってきたのは、彼らが王室に与えた傷を修復しようとする時期だと気づいたからだと願っています」

帰国の主な理由は「子どもの教育問題」と「父の体調」?

JNNロンドン支局 加賀千草 支局長:
ダンカンさんは「複数の理由がある」としながら、主に2つが大きな要因なのではないかと話していました。

▼子どもの教育問題
▼父・チャールズ国王の体調

子どもの教育問題については、アーチー王子(7)とリリベット王女(5)は、ちょうど9月からイギリスの学校で学ぶ予定となっています。

ただ、イギリスの教育はアメリカの学校よりカリキュラムがかなりしっかりしていて、ハードだともいわれています。メガン妃も子どもたちも、イギリスの教育環境に慣れるまでは少し時間がかかるものとみられます。

続いて、父・チャールズ国王の体調についてです。チャールズ国王が2024年にがんを公表して以来、ヘンリー王子側も「和解したい」と公言していましたが、当時は警備への懸念などから「妻や子どもをイギリスに連れてくることは想像できない」と話していました(BBCより)。

しかし2026年7月には、エリザベス女王の国葬以来となる約4年ぶりに、一家4人で子どもを連れて国王夫妻と再会していました。こうしたことで、徐々に雪解けの兆しがみられていたということです。

井上貴博キャスター:
お子さんの教育の問題、あとは父親との関係性などの理由があって戻ってきたのだと思います。

これまで、ヘンリー王子はNetflixに出たり、回顧録を発売したり、かなり物議を醸していました。しかも、もともとは「経済的な自立を目指す」と表明してアメリカに移住していたなかで帰ってくるという今回の動きは、どうご覧になりますか?

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
教育の問題や、お父さんと子どもの関係など、なんとなく人間らしくていいというところもありますよね。

イギリスの王室はそういう意味で試行錯誤を続けていて、今回もその一つなのでしょう。日本の皇室もいずれ、こうした試行錯誤が出てくるのだと思います。そういう点では、日本の将来の皇室にも少し参考にはなるかもしれません。

井上キャスター:
もともとヘンリー王子夫妻がご結婚されたときは「多様性」「より国民と近くなるのではないか」などと期待されていました。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
メガン妃に対するバッシングなど、さまざまな曲折を経て、こういうことになっているのでしょう。

王室との確執 公務へ復帰の可能性は?

山形キャスター:
では、ヘンリー王子一家とイギリス王室の関係は、なぜこじれていったのでしょうか。

ロイターによると、2018〜2019年に私的な手紙が大衆に公開される、ヘンリー王子が「悪質な攻撃があった」と表明するなど、メガン妃がマスコミの標的となりました。

また、アメリカに渡ったあとも、メガン妃からは「長男を妊娠中、肌の色を懸念する発言が王室メンバーからあった」という発言がありました。

そして決定打とされているのが、2023年のヘンリー王子の自叙伝「スペア」です。このなかで、兄・ウィリアム皇太子と「暴力沙汰」に発展したとの暴露がありました。

この冷え切った関係が修復され、ヘンリー王子が王室の公務に復帰することはあるのでしょうか。

JNNロンドン支局 加賀千草 支局長:
現在、その予定はありません。

ただ、2人が王室を離脱するという判断は、故エリザベス女王時代のものでした。

現在はチャールズ国王が即位しているため、チャールズ国王の判断次第で、たとえばヘンリー王子だけ公務に戻る可能性はゼロではないといわれています。

井上キャスター:
警備のレベルについて、アメリカでは夫妻の自費で警備を行っているという話です。イギリスに戻ってくるとすれば、警備レベルを引き上げるべきなのでしょうか。

JNNロンドン支局 加賀千草 支局長:
今朝の現地の報道では、新聞の一面に「without taxpayer funded security - for now」、つまり「税金でまかなうセキュリティは今のところ行われていない」と書かれています。

ただ、これは「今のところ」という皮肉を込めた表現です。王室離脱をした2人なので、公費でセキュリティがつく予定は今のところありませんが、2人はこれを「不服」として過去に訴訟を起こしたこともあります。

一方で、公務を行っていない夫妻に対し、「公費でセキュリティーを強化する必要はないのではないか」という国民の声も多いです。夫婦と国民との意見差は今後どのように埋められていくのか、注目されています。

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<プロフィール>
加賀千草
JNNロンドン支局長
前警視庁キャップ
英国王室・政治・カルチャーなど幅広く取材

星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年

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  • ヘンリー塚本(分からない人はググってね)が帰って来るのか?
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