「モームリ」元社長らに有罪=弁護士あっせん「利益優先」―東京地裁

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2026年08月28日 14:01  時事通信社

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時事通信社

「アルバトロス」元社長の谷本慎二被告
 「退職代行モームリ」サービスを巡り、提携先の弁護士に利用者を有償で紹介したとして、弁護士法違反罪などに問われた運営会社「アルバトロス」(横浜市)元社長谷本慎二(37)、妻で元従業員の志織(32)両被告と法人としての同社の判決が28日、東京地裁であった。林欣寛裁判長は、谷本被告に懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)、志織被告に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)、法人に求刑通り罰金200万円を言い渡した。

 林裁判長は「弁護士制度の公正な運営に影響を与えかねない大規模かつ職業的な犯行だ。リスクを認識しながら、利益を優先させて法令順守を軽視した」と述べた。言い渡し後、「再起する時には今回の教訓を忘れないで」と説諭した。

 これまでの公判で検察側は、給料の未払いなど会社側とトラブルを抱えた退職希望者を弁護士に紹介したと指摘。弁護士から紹介料は違法と言われたため、実態のない労働組合の賛助金名目などで1人当たり1万6500円を受け取っていたと明らかにした。

 被告人質問で谷本被告は「初期の頃はそこまで利益が出ず、数万円でもいただけるならと思ってしまった。安易な対応をして反省している」と謝罪した。 

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