専用機から降り、手を振るトランプ米大統領=8月28日、ワシントン近郊(AFP時事) 【ワシントン時事】トランプ米大統領は8月31日、ホワイトハウスで記者団の取材に応じ、「金利が高過ぎる」として、連邦準備制度理事会(FRB)に利下げを改めて要求した。一方、ウォーシュFRB議長が利上げを排除しない姿勢を打ち出したことに関し、「彼を大変尊敬している。やるべきことをやるだろう」と述べるにとどめ、表だった批判を避けた。
ウォーシュ氏は28日、夏の恒例行事である年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演し、基調的なインフレの鈍化が進まなければ「やるべき仕事がある」と明言。この発言を受けて市場では、FRBが9月に利上げに踏み切るとの観測が広がった。
トランプ氏は「(米国の)金利は世界で一番低くあるべきだ」と持論を展開した。FRB高官3人が7月の金融政策会合で利上げを主張し、金利据え置き決定に反対。金融引き締めに前向きな「タカ派」姿勢を強める高官を念頭に「利上げをする必要はないはずだ」とくぎを刺した。