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2026年09月10日 09:41 ITmedia Mobile
限定公開( 2 )

AppleがiPhoneの最新モデル「iPhone 18 Pro」と「iPhone 18 Pro Max」を発表し、9月18日に発売する。2026年9月は新モデルとして、iPhone初の折りたたみ「iPhone Duo」とiPhone 18 Proシリーズが発表され、無印の「iPhone 18」は発表されなかったため、ストレート型の新機種はiPhone 18 Proシリーズにとどまる。
この記事では、iPhone 18 ProシリーズがiPhone 17 Proシリーズからどんな進化を遂げたのかをまとめる。
●外観はほぼ変更なし、ダイナミックアイランドが進化
iPhone 18 Proの外観は、カラーバリエーションを除くとiPhone 17 Proから見分けが付かないほど変わっていない。サイズはiPhone 18 Pro/18 Pro MaxともにiPhone 17 Pro/17 Pro Maxと全く同じ。アルミのユニボディーや、背面のAppleロゴ周辺にガラスを融合させた形状も継承している。iPhone 17 Proユーザーにとってはデザインの新味は薄い。
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ダイナミックアイランドはiPhone 18 Proの方がやや小さくなっており、ディスプレイの表示領域が増しているので、ここは大きな変更点となる。このダイナミックアイランドには、スポーツのスコア速報、ナビゲーション、音楽など、最大3つのコンテンツを同時に表示できるようになった。従来は2つまでの表示だったため、一度に表示できる情報量が増した。
カラーはiPhone 17 Proで象徴的だった「コズミックオレンジ」がなくなり、深みのある紫がかった赤色である「バーガンディ」が加わった。この他、「グレイシャー」や「ブラック」も加わり、17 Proにもあった「ホワイト」を含め、4色から選べるようになった。iPhone 17 Proは3色だったため、カラバリの選択肢は増えた格好だ。
●広角カメラが可変絞りに対応 豊富なマニュアル設定も用意
機能面で大きく進化したのがカメラだ。4800万画素の広角カメラが「可変絞り」に対応し、絞り値をF1.48、F1.8、F2.8、F4.0の中から手動で調整できる。iPhone 17 Proの広角カメラはF1.78だったので、iPhone 18 ProのF1.48ならより明るく撮影できるようになる。薄暗い室内に加え、ナイトモードの写真もより高品質になるという。
初期状態ではF1.8に設定されており、明るさや被写界深度のバランスが取られている。F2.8や4に上げるとピントの合う範囲が広くなるが、光を取り込む量は減る。そこで、iPhone 18 Proではシャッタースピード、ホワイトバランス、露出などを手動で調整できる「プロレベルのコントロール」設定を新設。純正のカメラアプリでも、撮影者のこだわりを反映させた写真が撮影しやすくなった。
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写真の色味を変更できる「フォトグラフスタイル」は3世代目に進化した。トーンやカラーだけでなく、テクスチャーやグレイン(ざらついた質感を加えること)のカスタマイズも可能になり、肌の質感を柔らかくしたり、フィルム写真のような見た目に仕上げたりできるという。
静止画と動画の撮影両方で「スマートフォーカストラッキング」にも対応。被写体の動きに合わせてフォーカスを維持し、フレームから外れても追尾してくれる。
動画撮影機能では、通常モードで撮影した動画に対し、被写体の背景をぼかして映画のような動画に仕上げる「シネマティックモードエフェクト」を加えられるようになった。最大4Kドルビービジョンで手ブレ補正にも対応したタイムラプス動画にも対応した。
●バッテリーの駆動時間が向上、急速充電がより速く
バッテリーの持続時間も向上している。動画の再生時間はiPhone 17 Proの最大33時間から18 Proは最大36時間に、iPhone 17 Pro Maxの最大39時間から18 Proは最大45時間に伸びている。有線の高速充電がスピードアップし、iPhone 17 Proシリーズの20分から、iPhone 18 Proシリーズは約15分で最大50%の充電が可能となった。
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●プロセッサが「A20 Pro」に進化、Apple Intelligenceも高速に
プロセッサはiPhone 17 Proの「A19 Pro」から「A20 Pro」にアップデートされた。2nmプロセスで製造されたA20 Proチップは、AppleのMシリーズから着想を得て開発したといい、iPhone 17 ProよりCPUは最大20%速く、GPUは最大40%速く動作するという。16コアのNeural Engineや50%高いメモリ帯域幅により、AI機能の「Apple Intelligence」もより高速で利用できることをアピールする。Appleが開発した最新の「C2モデム」を採用していることも特徴だ。
発熱対策も強化し、新設計したベイパーチャンバーを採用。表面積が3倍になり、80%再生ステンレススチールをグラファイトと組み合わせている。A20 Proチップをベイパーチャンバーに直接接合することで、放熱経路から分離することに成功。さらに、業界初というナノ双晶銅素材によって、ディスプレイから熱をより効果的に拡散するという。こうした熱伝導率の高い冷却システムとA20 Proの省電力性能の合わせ技で、iPhone 18 Proは17 Proよりも40%高くパフォーマンスが持続するという。高負荷のゲームも、長時間快適に楽しめそうだ。
●iPhone 17 Proから値上げ、256GBは2万5000円アップ 2TBは40万円超え
ストレージは256GB、512GB、1TB、2TBの4種類あり、iPhone 17 Proにはなかった2TBがiPhone 18 Proに加わった。一方でメモリ価格高騰の影響か、価格はiPhone 17 Proシリーズから跳ね上がり、10万円台のモデルがなくなった。
日本で2026年7月に値上げした価格と比べても、iPhone 18 Pro(256GB)はiPhone 17 Pro(256GB)の19万4800円から2万5000円アップの21万9800円だ。2TBに至っては40万円超えの42万9800円に及ぶ。iPhone 18 Pro Max(256GB)もiPhone 17 Pro Max(256GB)の21万4800円から2万5000円アップの23万9800円だ。
●iPhone 17も有力な選択肢になるが、お財布にはつらい?
10万円台で一定の性能を求めるのなら、「iPhone 17」も選択肢に入る。AppleはiPhone 17 Pro/17 Pro Maxを販売終了し、iPhone 18を発表しなかった。iPhone 16以前のモデルから乗り換えるのなら、iPhone 17もおすすめできる。
望遠カメラを搭載しておらず、劣化を抑えたズームはクロップによる2倍までにとどまり、チップはProの付かない「A19」だが日常使いでは十分だろう。ディスプレイはiPhone 17とiPhone 18 Proともに6.3型有機ELで、iPhone 17は18 Proの211gよりもはるかに軽い177gなのも魅力だ。
iPhone 18が登場しなかったため、これから新しいiPhoneの購入を検討している人は、iPhone 17も含めて検討したい。ただしiPhone 17も256GBモデルが14万2800円から15万9800円に値上げされ、決して安いとはいえない。どのモデルを選ぶにしても、お財布に厳しい選択を迫られる。
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