
AIの開発で最先端をゆく企業の研究者が、AIの暴走による人類滅亡が数年のうちに起きる可能性を警告し波紋が広がっています。
【写真で見る】日本で「AIタクシー」導入へ “無人タクシー”の様子
日本「AIタクシー」導入へ “人手不足”補う アメリカでは“人を雇うAI”も誰もいない運転席。ひとりでに動くハンドル。アメリカでは6年前に導入されたAIによる自動運転のタクシー。
全国ハイヤー・タクシー連合会 川鍋一朗 会長(15日)
「いよいよ、日本にもやってまいります」
15日、東京での無人タクシー導入が発表されたのです。
|
|
|
|
ウェイモ テキドラ・マワカナ共同CEO
「人間の運転と比較して(重傷以上の)人身事故を94%削減しました」
人手不足を補うだけでなく、事故の減少も期待できるというAIによる運転。
先を行くアメリカでは、最新の車両にはハンドルがなく、アクセルやブレーキのペダルもありません。AIだけが運転することを前提とした設計。すでに実用化も始まっています。
進化するAIは、こんなところにまで…
4月にオープンした雑貨店。商品の仕入れや値付けから人事まで、経営を担っているのは「ルナ」と名付けられたAIです。自ら求人広告を出し、面接をして従業員を採用。
|
|
|
|
“人がAIに雇われている”のです。
従業員
「(AIは)上司としては10点中7点です。早い段階で昇給してもらったし、従業員への理解もあるし対応も柔軟です」
実はこのお店、売り上げを目的としているわけではありません。AIに実社会で責任を与えたらどうなるか、安全性を検証しているのです。
店舗の共同創業者
「AIがどれほど急速に進化しているのか。このペースで進化を続けた場合に、どんな壊滅的なリスクがあるのか非常に懸念しています」
“壊滅的リスク”の指摘はAI開発の最前線からも。
|
|
|
|
アンソロピック社を退社した ジェイコブ・コクソンさん
「『超知能AI』を作るということは、未知の力を持つ宇宙人を呼びよせるようなものだ」
(ABC “This Week”より)
こう警告したのは、AI開発でトップを走るアンソロピック社の社員だったコクソン氏。危険性をはらむAIの開発競争に抗議し、退職したのです。
ジェイコブ・コクソンさん
「AIの開発者たちは『超知能』が2020年代のうちに人類を滅亡させる可能性があると本気で信じている」
映画『ターミネーター』シリーズでは、軍のシステムとして開発されたAIが人類を敵とみなして滅ぼそうとする未来が描かれていますが、そんなことが起こり得るというのでしょうか。
この警告の直後、アンソロピックのCEOダリオ・アモデイ氏も「AIが1年以内にインターネット全体を乗っ取る能力を獲得してしまうのでは」と指摘。「AI開発のスピードを落とす必要がある」と訴えます。
これに、イーロンマスク氏やオープンAIのトップも賛同。AI開発の規制を求める声が高まる中で、トランプ氏は…
アメリカ トランプ大統領(13日・アイルランド)
「彼らは、起こりもしないことで騒いでいる」
AIが人類の脅威になる懸念は「デマだ」として、開発の推進を主張。
アメリカ トランプ大統領
「我々は世界一高度な技術を持つ国だ。AIで勝つ者が最終的な勝者となる」
AI開発に突き進む先には、何が待ち受けているのでしょうか。
