同点ゴールを決めた日本代表の上田綺世 [写真]=金田慎平 日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2026でベネズエラ代表と対戦した。
FIFAワールドカップ2026をベスト32で終えた日本代表は、森保一監督と半年契約を結び、2018年から続く現体制の“集大成”AFCアジアカップ2027へ向けた道のりを歩み始めた。3期目の初陣となったウルグアイ戦では松木玖生と塩貝健人に代表初ゴールが生まれるなど3得点を奪い勝利。2戦目は“森保ジャパン”が過去2度対戦しているものの未勝利で、7年前には1−4の大敗を喫したベネズエラ代表と対戦する。
森保監督はウルグアイ戦からスタメン10名を変更。ゴールマウスを守る小久保玲央ブライアンに加えて、中野就斗、熊坂光希、齋藤俊輔が記念すべきA代表デビュー戦となった。瀬古歩夢、渡辺剛、鈴木淳之介が3バックを形成し、ダブルボランチに熊坂とキャプテンマークを巻く鎌田大地。ウイングバックは右に中野、左に相馬勇紀が入り、前線は齋藤と佐藤龍之介の2シャドーに後藤啓介のトップという布陣となった。
キックオフから程なくしてアクシデント発生。熊坂が左脚を抑えてピッチに座り込み、そのまま担架に乗せられピッチを後に。記念すべき代表デビュー戦はわずか8分間で無念の交代となり、田中聡が投入された。
ベネズエラの屈強なフィジカルに手を焼く日本代表だが、中野や瀬古の粘り強い対人守備が光り、チャンスは作らせない。徐々に敵陣でボールを握る時間を増やしていくと、25分にはセットプレーのこぼれ球を回収し、斎藤がボックス左角付近から上げた鋭いクロスに佐藤が飛び込む。得点には繋がらなかったが、佐藤はその後も上手くライン間でポジションを取りながら、攻撃の起点となる。
32分、左からカットインした相馬がボックス手前中央の佐藤へパスを送り、そこから複数人が絡んでチャンスを創出。中野から田中と繋ぎ、最後は鎌田のラストパスを受けた相馬が左足を振ったが、シュートはGKの正面へ。その直後には後藤のヒールパスを受けた齋藤が相手DFの股を抜くシュートを放つ。さらには田中のスルーパスに後藤が抜け出しフィニッシュに持ち込むなど、じわりじわりとゴールに迫っていく。
45+1分にはコーナーキックからピンチを迎えたが、GK小久保が至近距離からのヘディングシュートを好セーブ。直後のピンチも体を張って凌ぎ、前半はスコアレスで終了した。
後半開始と同時に鈴木彩艶、田中碧、久保建英、伊東純也、上田綺世と“ワールドカップ組”を投入した日本代表だが、キックオフ直後に出鼻を挫かれる。セカンドボールを回収されたところから、ルイス・バルボが中野を突破し、グラウンダーの折り返しをケビン・ケルシーに流し込まれた。それでも失点からわずか3分後、伊東がボックス左角付近から鋭いクロスを供給すると、巧みな動き出しでマークを外した上田が体を投げ出しながらネットを揺らし、すぐさま同点とした。
同点弾で会場のボルテージが上がる中、前半と比較してスピーディーで流動的なプレーが格段に増えた日本代表だが、なかなか追加点が奪えず。そんな中、72分に森保監督は伊藤洋輝、堂安律、中村敬斗を投入。さらに81分にはこちらも代表デビューとなる谷村海那をピッチに送り込み、前線の人数を増やしてゴールを狙いにいく。
ところが、谷村の投入直後に渡辺がプレー続行不可能となり、交代枠を使い切っていた日本代表は10人での戦いを余儀なくされることに。すると90+1分、ベネズエラのロングカウンターを受けると、鈴木淳が相手選手を倒してしまい主審はPKを宣告。しかし、VARが介入した結果、その直前に久保が敵陣ボックス内で相手選手に足を踏まれていたとして、日本代表にPKが与えられた。これを上田が冷静に決めて、土壇場で逆転に成功する。
試合は2−1で終了し、日本代表がエースの2発で逆転勝利を収めた。日本代表は10月1日に横浜国際総合競技場で行われるキリンカップサッカー2026でエクアドル代表と対戦する。
【スコア】
日本代表 2−1 ベネズエラ代表
【得点者】
0−1 46分 ケビン・ケルシー(ベネズエラ代表)
1−1 49分 上田綺世(日本代表)
2−1 90+6分 上田綺世(PK/日本代表)
【スタメン】
日本代表(3−4−2−1)
GK:小久保玲央ブライアン(HT 鈴木彩艶)
DF:瀬古歩夢(72分 伊藤洋輝)、渡辺剛、鈴木淳之介
MF:中野就斗(72分 堂安律)、熊坂光希(8分 田中聡〈81分 谷村海那〉)、鎌田大地(HT 田中碧)、相馬勇紀(72分 中村敬斗)、佐藤龍之介(HT 久保建英)、齋藤俊輔(HT 伊東純也)
FW:後藤啓介(HT 上田綺世)
【ゴール動画】まさにエース! 上田綺世が2ゴールで日本代表を逆転勝利に導く
さすがワールドカップ戦士🇯🇵
まさに真骨頂 DFラインとの駆け引き
伊東純也から上田綺世で仕留める🙌
🏆キリンチャレンジカップ2026
🆚日本×ベネズエラ#日本代表 #だったらDAZN pic.twitter.com/t2PEA6mo6X— DAZN Japan (@DAZN_JPN) September 28, 2026
これがエースの仕事
VARチェックで得たPK
上田綺世が冷静に沈め日本が逆転🇯🇵
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