「冠水路、車すぐ引き返して」=水深30センチでも故障の恐れ―JAF

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2026年10月06日 16:31  時事通信社

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時事通信社

京成松戸線のアンダーパスが冠水し、水没した車=8月14日、千葉県鎌ケ谷市
 8月から9月にかけ、台風や線状降水帯の影響で列島各地は豪雨に見舞われた。千葉と福島両県では冠水したアンダーパスに車が水没し、計3人が死亡した。内閣府は30センチ程度の浸水でも走行不能になる場合があるとして注意を呼び掛けている。日本自動車連盟(JAF)の担当者も「冠水している道に遭遇したら、すぐ引き返し、安全な道を進んでほしい」と訴える。

 8月13、14日に千葉県を襲った豪雨では、各地で道路が冠水。JAFに寄せられた関連の救援要請は同19日までの1週間で4442件(速報値)に上った。日本損害保険協会によると、損保各社の車両保険の支払い見込み件数は、県外も含めて約1万9000台(同28日現在)となった。

 JAFは2024年、電気自動車とハイブリッド車、ガソリン車を使用し、水深や進入速度などの条件を変えて100メートルの冠水路でテストを実施。水深30センチの冠水路に時速30キロで進入した場合、全車種でボンネット内部に水が入り、「走行に支障をきたす可能性がある状態」(担当者)になったという。

 水深60センチではコース途中や出た後で一部の車がエンストした。進入速度が速いほど水しぶきを巻き上げ、エンジンルームへの浸水による故障リスクも高まった。

 ただ、速度を落とせば安全というわけではないと、JAF交通環境部の平岡桃子さんは強調する。実際の豪雨では水深が急に深くなったり、対向車によって波が発生したりするなどして、一瞬で状況が変わることがあるため、「走行できているから大丈夫とは思わないでほしい」と話した。 

水深60センチの冠水路に水しぶきを巻き上げて進入するハイブリッド車=JAF提供
水深60センチの冠水路に水しぶきを巻き上げて進入するハイブリッド車=JAF提供

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  • 車高の低い車は特に吸気系や電装系に水が入ると、一発アウトなので引き返す勇気が必要です。
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