【中日】工藤公康氏の新監督就任決定 加藤球団社長「工藤さんに白羽の矢が立ちました」

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2026年10月08日 11:36  日刊スポーツ

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工藤公康氏(2025年撮影)

来季の新監督に元ソフトバンク監督の工藤公康氏(63)が就任することが決まった。8日、名古屋市内の球団事務所で取材対応した加藤宏幸球団社長は「次は外部から経験も知見もあってドラゴンズに注入してくれる方が現状としていいだろうというふうになり、工藤さんに白羽の矢が立ちました」と明らかにした。


ソフトバンク監督時代の7年間でリーグ優勝3度、日本一5度を達成した“優勝請負人”に、低迷するチームの再建を託す。


中日は6年連続Bクラスで、11年以来15年間リーグ優勝から遠ざかっている。CSも12年以来14年間進出できていない。近年のドラフトでは根尾昂投手(26)、石川昂弥内野手(25)、金丸夢斗投手(23)ら目玉候補を競合の末に獲得しているが、チームとして常勝からはほど遠い状況が続いている。


そこで「勝てる監督」を招へいし、優勝から遠ざかっているチームの再建を託した。


工藤氏は「与えられた戦力でいかに勝つか」をテーマに、ソフトバンク監督時代の7年間で日本一5度を達成し、常勝軍団の礎を築いた。トラッキングデータを分析するアナリストの活用にもたけ、最新の計測器なども自ら触れて知見を広げてきた。データや映像を活用して戦術、戦略を立てる知将で、若手育成でも数値をもとにした練習法やトレーニング法に精通。千賀滉大(現メッツ)らを育てた実績もある。


今季も12球団屈指の先発ローテーションを誇る戦力を、「勝利」に結びつける采配と育成に期待がかかる。


中日の29代目監督となる工藤氏は、中日でのプレー、コーチ経験がない異例の外部招へい。球団監督は生え抜きが基本線で、中日で選手、コーチとして在籍経験のない完全に外部から招へいした監督は、84年の山内一弘氏以来となる。


工藤氏は米国のスタンフォード大学やトレーニング施設、スポーツ医学研究所を訪れ、ベースボールを多角的に学んだ。メジャー型の組織運営にも精通し、昭和の「全権監督」スタイルから分業制への変化をもたらした指導者。「勝てるチーム」を知る名将に、低迷するチームの再建を託す。

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