
きょうだいといえば、似た者同士をイメージする人もいるかもしれません。しかし実際には、同じ家庭で育っていても驚くほど性格が違うケースがあるでしょう。活発で社交的な子もいれば、ひとりの時間を大切にする子もいます。
『きょうだいでまったく性格が違うお子さま、きょうだい仲はいいですか?』投稿者さんのお子さんは中高生の姉と妹です。姉は明るく賑やかな、いわゆる陽キャタイプ。一方の妹はおとなしく落ち着いた、いわゆる陰キャタイプだそうです。現在のきょうだい仲は良好ですが、思春期に入り価値観の違いから衝突する場面も増えてきたそう。
『お互い「同級生なら絶対仲良くなっていなかった」と断言するほどです』そんなふたりを見ながら、「将来も仲良くいてほしい」と願う投稿者さん。ママたちからはさまざまな体験談が寄せられました。
性格が真逆でも仲良しなきょうだい
まずあったのは、「性格が違っても仲良くやっている」という声でした。
『私と姉がぜんぜん違うけれど仲良いよ。もう大人だしお互いの性格をわかっているから、ぶつかりそうな話題は避けるしね』
『私の話だけれど、姉と妹で性格が真逆。得意、不得意もキレイにわかれているから、お互いフォローし合えるよ』
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『好きなゲームやアニメが一緒だから仲良い』
『うちの3きょうだいは仲が良い。休みの日にはきょうだいだけで遊びに行く。旦那に、「ママは一緒に連れて行ってもらえなかったの?」と言われた……』性格が違っても、一緒に楽しめるものがあると自然と交流の機会が増えるようです。距離感や接し方はそれぞれ違っても、必ずしも仲違いにつながるわけではないようです。
そもそも違うのが普通
一方で、「きょうだいが違う性格なのは当たり前」という意見も寄せられました。
『まったく同じだったら怖い。ロボットではないのだから』同じ親から生まれ、同じ家庭で育ったとしても、一人ひとりが別の人格をもっています。生まれもった気質も違えば、学校で出会う友人や経験も異なります。性格が違うことを心配する必要はないのでしょう。むしろ、まったく同じ価値観をもつきょうだいのほうが珍しいのかもしれません。
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仲が悪くなる原因は性格ではなく親の関わり方?
もちろん、すべてのきょうだいが仲良く育つわけではありません。
『私は兄と妹で年が近かったせいもあり、喧嘩が多くて不仲。傲慢な兄が大嫌い』
『姉と妹で絶縁状態』こちらのママは不仲の原因を、親が妹をかばい続けてきたから、自分が悪者になり続けてきた結果だと語りました。きょうだい関係は、子ども同士だけで築かれるものではありません。親が比較したり、一方だけを優遇したりすると、不満や嫉妬が積み重なってしまうのかもしれませんね。反対に、平等に接し、お互いを尊重できる環境を整えれば、性格が違っても良い関係を築きやすくなるのでしょう。
大人になると関係が変わることも
思春期の不仲を心配する声に対して、「大人になったら変わった」という体験談も寄せられました。
『私がコミュ障陰キャ、姉がノンデリ陽キャで思春期には反発していた。社会人になってからは私もコミュ力ついたし、姉も思いやりが身についたのでむしろ仲良くなったよ』
『高校生の頃は距離を置いていたけれど、今は普通に話す』
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仲良しを強要しないことも大切
あるママは、「きょうだいだから仲良くしてほしいという気持ちは、親のエゴかもしれない」と言います。
『きょうだいなんて一番身近な他人』
『人間関係は良くも悪くも変化するもの。それこそが成長なのでは?』もちろん、親としては将来も支え合える関係でいてほしいと願うものです。しかし、その思いが強すぎると子どもたちに負担をかけてしまう場合もありそうです。
『なるようにしかならない。お互いの生活があるのだから、ほどほどでいい』
『私自身がぜんぜん違う性格の姉と妹。生まれてこの方一度も喧嘩したことはない。世界線が違いすぎて、互いに生活には没交渉で尊重って感じ』親がムリに仲良くさせたり、距離を縮めさせたりする必要はないのでしょう。今回のきょうだいは、価値観の違いを感じながらも、お互いの考えを伝え合っています。衝突があるのは、それだけ対等な関係が築けているともいえるのではないでしょうか。
仲良しでいることだけが理想ではなく、適度な距離感を保ちながら互いを尊重する関係も立派なかたちです。親にできるのは子どもたちがそれぞれのペースで関係を築く姿を見守ることなのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・なかやまねこ
