「リフォーム」で失敗しない人の共通点…業者を”早い・安い”を選ぶと危険なワケ

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2026年10月10日 16:31  日刊SPA!

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 新築価格の高騰により、コスパに優れた中古物件の需要が高まっている。リフォームやリノベーションを前提に中古物件を購入するケースも考えられるが、業者選びに失敗すると、余計なお金や時間がかかってしまうおそれも……。首都圏を中心とした店舗や住宅のリフォーム、リノベーションを手掛けるリシンクスの結城正博氏に、失敗しない業者選びの方法を教えてもらった。

◆“比較サイトの安さだけ”で選んではいけない理由

 業者を選ぶときは、インターネットなどで調べるという人が多いだろう。すぐに比較サイトが見つかるものの、結城氏は「利用する際は注意が必要」だと指摘する。

「リフォーム業者の比較サイトはインターネット上に乱立していますが、それらのサイトの目的は顧客と業者をマッチングさせること。顧客を紹介することで業者から報酬を得られる仕組みであることは理解しておいたほうがいいでしょう。もちろん比較サイト自体が悪いわけではありませんが、サイトによって加盟店の審査基準や紹介の仕組みは異なりますし、価格やレスポンスの速さだけで比較すると、本来確認すべき施工実績や担当者の対応、保証体制などが見えにくくなることがあります」

 また、比較サイトを利用して複数社に見積もりを頼んだ場合、契約を結ぶために「安さ」や「速さ」を売りにする業者もいるが、「トラブルになりやすい」と警鐘を鳴らす。

「安い業者にお願いした結果、追加工事が発生したり、納期が大幅に遅れたりして、当初考えていたよりもお金や時間がかかったという話はよく耳にします。被害に遭った方のなかには、トイレのリフォームの見積もりを出してもらうのに、2か月待たされたという方もいました。普通はそんなにかからないので、おそらく忘れられていたんでしょうね……」

◆業者選びのベストな方法は?

 業者選びに失敗して、安物買いの銭失いになるのは避けたい。結城氏がおすすめするのは、住宅設備メーカーの紹介サービスを利用する方法。

「業者紹介サービスを見るときは、“誰がその会社を選び、どんな基準で登録しているのか”まで見ることが重要です。パナソニックやLIXILのような住宅設備メーカーは、自社ブランドを背負って施工会社を紹介するため、独自の審査基準を設けています。誰でも登録できる仕組みではないという点は業者選びの大きな安心材料になると思います」

 リフォームコンシェルジュに相談できるのも、住宅設備メーカーを頼る利点だ。

「メーカーのコンシェルジュや専門スタッフに相談しながら、自分に合ったリフォーム会社を探せるのも大きなメリットです。さらに万が一施工会社の倒産などにより工事の継続が難しくなった場合に備え、パナソニックやLIXILでは工事完成をサポートする仕組みも用意されています。こうした点も、業者を選ぶ際の安心材料の一つだと思います」

◆いい業者を見抜くカギは営業担当者にあり

 住宅設備メーカーの紹介サービスを利用するのがベストだが、いい業者かどうかは、営業担当者をチェックすると見分けられるという。

「リフォーム業界は担当者によって知識や対応力に差があるのが実情です。ですが、リフォームは営業が入口であり、現地調査やお客様への提案、現場への橋渡しを行うなど、すべてを担う“要”の存在。だからこそ会社の看板だけではなく、実際に自分の家を担当する営業の誠実さや知識を見ることが重要になります」

 なお、値下げ交渉は行ってもいいが、建設的な対話をすべきとも。

「例えば、全体の7〜8割を占める水回りのリフォームでも、予算は施工内容によってピンキリです。安い場合は30万円、高いと100万円になることもあるので、業者と相談して見積もりを出してもらったうえで、予算を伝えてグレードを変えたり、施工範囲を調整したりするといいですよ。打ち合わせの内容を書面に残してくれる業者を選ぶのも、トラブルを防ぐカギとなります」

◆リフォームを成功させるためには…

 結城氏は「”安く・速さ“ではいいリフォームは生まれません」と語り、次のように続けた。

「安さや速さを重視する方は少なくありませんが、リフォームは価格とスピードだけで判断するべき商品ではありません。人気飲食店と同じように考えてもらえるとわかりやすいと思います。飲食店は、“高い調理技術×こだわりの食材×思いやりある接客”の3つが揃うと“人気店”になり、結果的に価格が高くて予約が取りづらくても、選ばれるようになりますよね。

 リフォームも同じで、“営業の品格×職人の品質×こだわりの商品”の3つが揃わないと“いいリフォーム”にはならないんです。コストダウンをしないからこそ、安さと速さは出せないこともありますが、品質を守るために必要なことだと、ポジティブに捉えてもらえるとうれしいですね。

安さや速さだけを最優先すると、品質との両立が難しくなることがあります。何十年先も暮らす大切な家のリフォームだからこそ、極端な値引きに応じる業者や見積もりが遅延するような業者は避けて、安心して任せられる業者を選んでほしいと思います」

【黒田知道】
 

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  • リフォーム等は新規と修繕部分があり大工や左官の腕次第で次の業者の手間や仕上げに影響する。大工の腕が悪いと次の業者は補修ややり直し要件になる。×ならそれなりになる。
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