ブックオフで架空買い取りか　複数の店舗で従業員が架空の買い取りなどを行い不正に現金を取得していた疑い

従業員による不正の疑いが発覚し、来月に予定していた決算発表を延期すると発表したブックオフグループ。臨時の棚卸し作業のため、あすから臨時休業となる店舗もあります。

来店客
「びっくりしました。（事実だったら）行きづらさはある」
「お金が発生するので、信用がなくなるかなと」

中古書籍の買い取りなどを手がける「ブックオフ」で発覚した“不正”。複数の店舗で従業員が架空の買い取りなどを行い、不正に現金を取得していた疑いがあることがわかりました。

記者
「都内にあるこちらのお店ですが、あす、臨時休業します。急遽、商品の棚卸しが必要になったということです」

きょう、都内のブックオフでは「臨時休業」を知らせる大きな看板が出されていました。

ブックオフグループはあすから急遽、国内外のすべての店舗で棚卸しを行うとしていて、在庫の確認などを進めるということです。

弁護士など外部の専門家による特別調査委員会を設置し、事実関係や財務への影響など実態を調べるとしています。