■FIVBバレーボールネーションズリーグ 男子ファイナルラウンド 準決勝 日本 3ー0 スロベニア（日本時間30日、ポーランド）
ネーションズリーグの男子大会準決勝で、日本代表（世界ランク2位）はスロベニア（同3位）にセットカウント3ー0（25-21 、27-25、31-29）のストレート勝ちを収め、大会初となる銀メダル以上を確定させた。目標にしてきた決勝の舞台に進んだ日本代表。試合後、石川祐希主将（28）は「オリンピックに必ずつながる試合になる。自分たちの持ってる今の力を出したい」と、決勝に向け意気込んだ。
Q.勝負を分けたポイントは
石川：今日は決して内容がすごくいい試合ではなかったので、しっかり我慢ができたっていうところが、勝因だったというふうに思います。1､2､3セットともリードした場面で簡単に追いつかれて、隙を見せて、簡単に追いつかれてしまったのでそういったところの甘さが少し出た試合ではありましたけど、最後何とか1セットも落とすことなく勝ち切れたのでそこは評価できるかなというふうに思います。
（解説を務めた）福澤達哉さん：石川選手、やりました！おめでとうございます。
石川：はい。ありがとうございます。
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福澤さん：意外と冷静（笑）ずっとネーションズリーグが始まる前からメダルをとるために、まずはこのネーションズリーグで決勝の舞台に、これを見据えてきたからこその、このイメージ通りの結果というところからの冷静さだと思うんですけれども。特にチームとしてカナダ戦からスロベニア戦、特にスロベニア戦はもうお互い手の内を知り尽くした相手なわけですけども、どういったところを一番意識して、この試合臨みましたか。
石川：やることは決していつもと変わらずにっていうところでありましたし、スロベニアの選手もずっと僕たちと試合をしていて、負け越すことが多いので、やっぱりこの準決勝の舞台で気持ちを入れてくるというふうに思ってたので。気持ちの部分で向こうが押してきたときに、僕たちがどう対応できるかっていうところが今日のポイントだったというふうに思いますし、そこが何とかキープできてたのかなっていうふうに思います。
福澤さん：2セット目の長いラリーもありましたけれども、スパイクでサーブでっていうシーンもあったんですけど、私個人的にはレシーブで相手にプレッシャーをかけたっていう印象はすごくあったんですけど。レシーブに関しては、チームとしてどういった気持ち、もしくは石川選手はどういったポイントでやっていたんでしょうか。
石川：ディフェンスは一つ僕たちの強みなので、そこは相手がどこであれしっかり出していかないといけないなというふうに思いましたし、今日は途中から入った選手もディフェンスで流れを掴んでくれましたし、本当に入った選手が活躍して、今日は勝てた試合だったなっていうふうに思います。
福澤さん：そしていよいよここから日本にとって未知の領域に踏み込むわけなんですけど、その決勝戦に向けて、どういった試合を展開していきたいでしょうか？
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石川：まずやることはやっぱり変わらないですし、いつも通りの自分たちの試合をするっていうことだけにフォーカスして、あとは決勝の舞台なので、僕たちも初めての舞台なので、決勝がどういう舞台なのかっていうところをイメージしながら、オリンピックに必ず繋がる試合になると思うので、そこをイメージしながらとにかく自分たちの持ってる今の力を出したいと思います。
福澤さん：世界中に日本バレーのファンが増えてきてますから、明日の決勝も期待しています。頑張ってください。
Q. 日本のファンの皆さんに一言
石川：はい。いつもたくさんの応援ありがとうございます。僕たちの目標としている決勝に進んだので、そこで自分たちのベストパフォーマンスをもう一度出して、しっかり勝ち切りたいと思います。
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