東名高速でレッカー作業中の男性はねられ死亡　ひき逃げ事件で捜査

　16日午前9時半ごろ、神奈川県厚木市船子の東名高速道路下り線で、故障車をレッカー作業中の会社員、藤村誠治さん（69）＝同県綾瀬市＝が車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。車はそのまま立ち去っており、県警高速隊は死亡ひき逃げ事件として捜査している。

　高速隊によると、藤村さんは路肩で故障車のミニバンをレッカー車の荷台に載せる作業をしていたという。事故の際、「大型車とレッカー作業をしている人の事故で、人の意識がない」と119番があった。

　現場は緩やかな左カーブで、東名高速下り線の厚木インターチェンジ―伊勢原ジャンクション間が約6時間にわたり通行止めになった。【岡正勝】

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