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石川県の能登半島北部などを襲った豪雨で、県などは24日、新たに珠洲(すず)市で1人の死亡が確認され、犠牲者は8人になったと明らかにした。県によると、行方不明者は2人のままで、連絡が取れない安否不明者は5人に増えた。
また、県は24日、道路の寸断などにより輪島市、珠洲市、能登町の3市町で少なくとも367人が孤立状態にあると発表した。県によると、土砂崩れなどで車が行き来できない孤立集落は、輪島市で34カ所(少なくとも289人)▽珠洲市で11カ所(55人)▽能登町で1カ所(23人)――ある。24日午後4時時点の通行止めは20路線34カ所で、県は道路の復旧を急いでいる。
ライフラインの被害は、県によると、24日午後4時時点で、輪島市で約1900戸、珠洲市で約710戸、能登町で約240戸が停電。水道管の破損などによる断水は計5216戸(輪島市3236戸、珠洲市1750戸、能登町230戸)で発生している。避難所は輪島市と珠洲市、能登町で計37カ所設けられ、24日は621人が避難している。【深尾昭寛、国本ようこ】
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