福岡の人気もつ鍋店で食中毒→客3人から「O157」検出……　営業停止処分に「深くお詫び」

　福岡市博多区にある人気のもつ鍋店「博多もつ鍋 前田屋 総本店」を訪れた客から「腸管出血大腸菌（O157）」が検出される食中毒事故が発生したとして、運営会社のLFD JAPANが謝罪しました。

【画像】食中毒事故が起きた店舗

●福岡市内に4店舗を出店

　「博多もつ鍋 前田屋」は福岡市内に4店舗を構える人気のもつ鍋店。8月14日、「総本店」に来店した客に体調不良の症状があり、福岡市保健所による調査の結果、客３人からO157が検出されたといいます。同店は9月24日付で保健所から営業停止処分を受けました。

　運営会社は「発症されたお客様には、多大なる苦痛とご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。また、日頃より当社店舗をご利用いただいておりますお客様並びに関係者の皆様におかれましても、多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪。

　今後は「この度の食中毒事故を厳粛に受け止め、深く反省するとともに、当社スタッフの衛生管理知識に関する再教育や衛生管理ルールの見直しとチェックリスト運用の徹底など再発防止に向けた取り組みを行い、食の安全の確保に万全を期していく」としています。