<大同生命SVリーグ:日鉄堺3−2V北海道>◇12日◇大阪・大浜だいしんアリーナ
日本製鉄堺ブレイザーズが、新リーグ初戦で逆転勝利した。
序盤はヴォレアス北海道のペースで進み、0−2。窮地に追い込まれたが、第3セット(S)からは空気が変わった。互いにブレイクを許さず一進一退の攻防を続ける中、15−13から5連続得点。7点差で先に20点台に乗せると、セットポイントからアウトサイドヒッター安井恒介(23)がスパイクを打ち込んでこのセットを奪取。その勢いは第4S以降も衰えず、3−2で白星発進を決めた。
今季から指揮を執る北島武監督(41)は、苦戦した序盤を振り返り「データが全くないところもあったり、緊張感からか我々自身のプレーがうまくいかなかった。コンビネーションを出せなかったのが一番苦しんだ要因」と分析。
それでも、途中出場したアウトサイドヒッター高野直哉、ミドルブロッカー竹元裕太郎、リベロ堀江友裕が流れをもたらし「代わりに入ってくれた選手が自分の仕事をして、かつチームにいい影響を与えてくれた。チーム全員の力で勝ち取った開幕戦の勝利だった」とうなずいた。
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次戦は13日、同会場でV北海道と再び対戦する。【竹本穂乃加】
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