「人類が破滅の道に」核廃絶を訴え ノーベル平和賞「日本被団協」の代表委員が高校生約350人に講演 さいたま市

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2024年10月16日 18:53  TBS NEWS DIG

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今年のノーベル平和賞に選ばれた「日本被団協」の代表委員が受賞決定後初めて講演を行い、「人類が破滅の道を歩き始める」として核廃絶を訴えました。

日本被団協 田中熙巳 代表委員
「一発で何十万人という人を殺せるんですよ。大きな核戦争になると、人類そのものが破滅の道を歩き始める」

きょう午後、埼玉県の県立高校でこう語ったのは「日本被団協」の代表委員・田中熙巳さん(92)で、来月の修学旅行で広島を訪れる高校生およそ350人を前に講演を行いました。

田中さんは自身の被爆体験を交えて核廃絶を訴え、核による抑止は「使うことを前提にしている」などと批判しました。

「若い人たちの未来の問題だ」などと呼びかけられた生徒たちは、真剣な面持ちで耳を傾けていました。

講演を聴いた高校2年生(16)
「どんな場面だったかっていうのを想像して、やっぱり恐ろしさっていうのを身をもって体感した上で、継承していくことが大事だと思っています」

このニュースに関するつぶやき

  • 「人類が破滅の道に」と言い続けて破滅していない。核廃絶したら核兵器を作った国やテロリストが出てきてそれこそ「破滅」するんだよ。世迷いごとの老害は退場しろ。
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